2023年8月22日 「仏像と塗仏」

2日ほど日記書かなかったにょ。奈良の友達のところへ行っていたので。

20日は『リバー、流れないでよ』を観た。す、すげ〜。2分を繰り返す。とにかく繰り返す。でも記憶はリセットされないのでループのたびに状況が変化していく。登場人物がそれぞれの動きをするけど、2分きっかりで繰り返さなければならないので「一方その頃…」ができない。だから我々が見えないところで変化していることが突如わかったりするのだが、その提示が上手いのでちゃんと笑える。上田誠さん、どんどん時間をいじってください。

その後鴨川で京極夏彦『塗仏の宴:宴の支度』(講談社ノベルス)を読んでいたら、くらくらしてきた。

21日は奈良へ。友達の家でアニメとか観ていたが、その日はバイトがあったらしく、電話が来た後慌ただしく出て行った。私はアニメと塗仏。夜はカレーを作る。ボドゲやる。

22日。奈良国立博物館の特別展「聖地 南山城─奈良と京都を結ぶ祈りの至宝─」へ。なんかやたらじっくり観てしまった。いまだに仏教美術のより良い見方がわからないのだが、いろいろじっくり見て頭の中でディスクリプションしてたらすごい時間がかかって友達を待たせてしまった。鹿は可愛いが、獣臭い。

「思い知ったかこの間抜け。来ると思ったところに来ないのが闘いの基本じゃないか。来ると思ったところに来るのはお笑いの基本だ! 喧嘩は卑怯な方が勝つのだ。成文化した卑怯こそ武道だ!」

京極夏彦『塗仏の宴:宴の支度』(講談社ノベルス)、p.401

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