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じゃあね。~交換留学日記#64~



とうとう、オランダを出国しました。
ストライキでアムステルダムからフローニンゲン€100払ってタクシーで行った日から167日も経ってしまいました。
正直に言うとこの日が来てほしくなかった。ただただ辛いし、残りの人生何を楽しみに生きるのかな?なんて思ってしまっている次第です。

こんちゃ!今回もよろしくお願いします!

留学を終えて率直に思うことは、「もっと自由に我儘に生きていい」と
「物事をやるきっかけはなんでもいい」ことです。
その思った背景にはヨーロッパの文化にあるかと思います。

前にも書いたように誰も人目なんて気にしない。路上キスなんて当たり前だし、人目を憚ろうとする人なんていない。
結論、他者に害を及ぼさないかつ法に触れない限り、もっと好き勝手に生きていいと思う。

「正しい道を選ぶのではなく、選んだ道を正解にする」というかっこよく聞こえる言葉があるが、信念を持って選んだ選択なら全て正解であると思っている。たとえうまくいかなくても、それらは必ず財産かつ経験になる。

自分で責任を持って選択かつ決断してこそ自分の人生。うまく行くのもいかないのも全て自分次第。いくら組織に所属しても、結局最後は自分だから。

二つ目について。僕がオランダに来た理由は自転車社会、非常に満足しています。ただ副産物で民俗や宗教、移民問題、平和に対する意義などを学びました。つまり言いたいことはきっかけなんて何でもいい。行動のみが真実であるということ。僕の先生がトリリンガルになったのは、韓国出身の奥様をハングオで口説くためらしいです。笑
でも、行動したから今韓国にて研究できているわけです。

よくぼくは行動力があるなんて言っていただくことはあるけど、やりたいことをやるのは当たり前って感覚があるので嬉しくもなんともないです。逆に行動する前に色々考えちゃう人の気持ちがわからない。もし、僕を行動できる人間とみなしてしまった場合、僕は越えられない。僕よりすごい人なんて世界にはいっぱいいる。ヒッチハイクで欧州縦断したり、モロッコに一人旅しちゃう韓国の友達、日本の食事が恋しすぎて日本のマスターに行こうとしているオランダ国籍の友達、ぶっちゃけ僕よりも上の人なんて世界中にたくさんいる。

無論、海外が怖いといって行動できない人は、、話にならない。海外に行くことが全てじゃないけどね。

僕がヨーロッパでやり残したことはほとんどありませんが、強いてあげるとしたら欧州の戦争や民族、宗教について
もう少し学びたかった。特に第二次世界大戦のナチスドイツの侵略や杉原千畝さん、ユダヤ民族について知りたかった。このきっかけとなったのが、最後の欧州周遊旅行がきっかけだったため、時間的にどうしようもなかった。

オーストリアの友人との会話とスイス国立博物館でみたホロコースト経験者のインタビュー動画、アインシュタイン博物館がきっかけでした。

一昨日からアンネの日記を読み始めて思ったことは平和の尊さは勿論ですが、自分で選択できる人生がいかに幸せなこと。まだ、1942年の内容しか読んでいませんが、ユダヤ専門のお店や学校、トラムの乗車禁止など今の世の中あたり前じゃないことがよくわかる内容です。この本を読み終えたら、ジャッキーロビンソンさんと南アフリカのアパルトヘイト、オーストラリアの白豪主義などについて知りたいな。

きっかけはなんでもいい。行動することで思いもよらぬ素晴らしい出会いが必ずあることを体現できた半年でした。
人間関係のなやみはありましたが、永松茂久さんの書籍によるととてもいいことらしい。

彼らから離れることになるかもしれないけど、ネガティブじゃない。必要なことで、起きるべくして起きてる。
ちょっと電池がないので機内でもう書けないかも、、充電コードがない国際線なんておかしすぎ。    
Have a nice day!!
 

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