自転車に乗るたびに~交換留学日記♯55~
正直、渡航直後はこのnoteいつまで続くかな?って思っていました。だけど気付けば55回目。僕が小学生の時大ファンだった元ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜さんの背番号にまで到達しました。
恐らく今の小学生は55番と言えば東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手の背番号って言うんだろうな。笑
余談はさておき、、こんちゃ!今回もよろしくお願いします!
ここ2週間くらいは毎日お別れの行事が続いていて、辛い時期となっています。勿論、友人とのお別れは辛いです。ただ、自転車社会とのお別れもかなり僕にとって辛い出来事です。
元々、交換留学するきっかけがオランダの自転車社会に強い関心があったかつ、卒業研究及び論文は「誰も真似できない、僕にしかできないものを作る」と決めていました。
決して他者批判をするつもりはありませんが、過去の卒論集や他人のテーマを聞いても、ありきたりで二番煎じ感が否めないなぁって思っていました。
そんな時にヨーロッパの交通政策の論文を読んで、この自転車社会と出会い、「ヨーロッパの交通政策について極めたい」と心で決めました。
ヨーロッパとは言えオランダのような海面以下の標高の国もあればリスボンのような坂ばかりな地形、スイスのような高地などあります。YouTubeやインターネットで知るのも悪くはありませんが、ゼミ活動でこだわってきた「現場主義」を捨てきれずにいました。
そんな時にオランダに交換留学していた先輩と出会い、自分も目指すことにしました。ただ、TOEIC300点台の底辺国立大生の僕にとって派遣基準突破は夢のまた夢でした。だけど、信念があったから1ヶ月で6キロ痩せたりするくらい勉強しました(努力の仕方が間違えてた気もするけど。笑)
そんな感じでやっとつかんだ権利。だけど、オミクロンで一度は中止。
辛くて仕方なかったし、自分の中でのプランマップがただの紙切れになりました。
だけど、そこで諦めなくて本当に良かった。
素敵な出会い、新たな関心という副産物もたくさん得られたし。
1年前の僕に言いたい。
負けるな、焦るな、くじけるな。
最近、自転車をこぐたびに何故か涙が出てきます。
この景色をあと何回見れるのかな?
これで最後の通行になるのかな?
なんても思いますが、やはり一番は交換留学の根底にあった、この自転車社会を経験したかったという夢が叶って本当に良かったという気持ちかな。
物好きかもしれないけど、何かに興味を持って行動することって大事だとこの半年で気付けました。行動すれば未来は変わるし、お釣りがもらえる。
あと数日、事故に遭わないように安全運転で過ごします。笑
Have a nice day!!
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