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先生と3時間も電話してた話。~交換留学日記♯53~

明日で授業は最後。あと2週間で日本に帰る。
ようやく、帰国してもいいかなって思うように成りました。ずっと帰りたくないってこの場でも書かせていただいていたけど、何人か友達が帰ってから気付きました。結論、僕はそこまでオランダという国が好きではなかった。理不尽なことばかりだし、物価は上がり続けているし、そのくせしてモノの品質があまりよくない。逆に日本はすごすぎるんだと思うけど。笑

本当にあっという間だったなぁ。来てから5ヶ月経って、最初の苦労話が笑い話へ変身していることが多い。留学して視野が変わるとかよく言うけど、それはずっと何かわからなかった。だけど、少しわかった気がするから備忘録で書こうと思う。

こんちゃ!!今回もよろしくお願いします!
今回は先の通り、変化について書きたいと思います。

きっかけは日本の大学の先生との電話でした。
大前提、その先生は中国出身ですごく仲がいいです。僕自身、あんまり先生と仲良かった経験は少なく、小3と中3の担任の先生以来、3人目でした。ただ、国籍や文化の違いからか変わった人だな~って思うことはちらほら。笑

先週すごく寝つきが悪くて、朝3時に起きてしまったので、仕方なく課題をやったり、勉強したり猫に餌をあげたり、、

そうしたら先生から今電話できるって?来たので応じると、卒論の説明など予想通りの展開がしばらく続きました。その後に交換留学の話などをしていると、気付けば3時間も電話していました。でも、その時間はあっという間で朝ごはんを食べることすら忘れるくらい夢中で話していました。

あれ??めちゃくちゃ話が合う。その後にあった授業に向かっている途中の自転車で気付きました。今までこの人何言ってるん?といった次元の違う話ばかりだったのに。笑

だけど、「そう、そうなんですよ!!」と言った共感できる話が山ほど。特に海外と日本の違い、民族や物価問題などなど。難しい話なのに、楽しくて仕方なかった。

その後、「なぜ民族や系統が似た人が仲良くなるのか?」や「国同士の関係」などの話で盛り上がり、挙句の果てには大学院に行く意義やキャリアについての話までしてしまった。今まで院に行くつもりは全くなかったのに、少しずつ興味を持つようになった。最近、同じ留学先の友達の親御さんが仕事を辞めて大学院を目指しているとも聞いて、一生勉強は必要なんだなっても思ってる。

逆に何度か日本の友達と電話をしたことは数回あった。だけど時差やめんどくささから、他の人よりは全くしてない。家族でさえも母親と祖母の誕生日に3分ほど話しただけだし。

でも、めんどくさいというより、チャットしてても以前より考えが合わなくなったことが多くなってしまったのだ。その現実から逃げたくて、連絡することは一部の友達しかしていない。暑苦しいとか意識高い系とか勘違いされるのが怖い。

幸い、帰国したら即卒業だからまだいいけど。笑

だけど先生にその話をしたら、韓国ですごく喜んでいることが伝ってきた。
先ずはその状況を喜べ、自分は次のステージにいけたことに気付くことが大事だと言われた。確かにこの半年、みんなが卒論を書いてバイトして友達や恋人と旅行している傍らオランダという異国の地で留学の授業や異文化交流、旅行、ましてや卒論を書いていた。

僕は要領がいい方で力の入れ方、抜き方については知っている方だ。何より、頭の回転が早い自負がある。
(余談だが小学生の時のあだ名は暗算がピカイチだったため、「人間電卓」なんて呼ばれていた。)

だけど、正直この半年は友達との時間で暇な時間は体調を崩した年末くらいしか思い浮かばないくらいやることだらけだった。この半年の経験は自分の財産、そして自信銀行へと貯金されるのは間違いない。

生かすも殺すも自分次第。
また、頑張ろう!!

Have a nice day!!

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