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日本人で良かったと思った話。~交換留学日記#74~

今日のWBCは痺れましたね~!僕も実家のテレビでアルバム作りながら観ていました!期待に応えられる大谷選手をはじめとした侍ジャパンの選手は本当に凄いですね!!優勝した瞬間にインスタのストーリーに投稿しようと思ったんですけど、みんなと一緒で二番煎じ感が否めないので自粛しました。

こんちゃ!今回もよろしくお願いします!
今回は日本人であることへの最大の特権についてのお話です!

かれこれ1か月半以上前の話になるんですね。留学先の授業全課程を終えたのちに7泊8日で5ヶ国6都市を周遊する旅をしました!

コンセプトは「行きたい国や都市は全て行く」ということで、ちょっとせっかちな場面もありましたが、結果的に欧州への未練をなくすことができました。

今回の内容は初日の話です。自宅のあるフローニンゲンからスキポール空港へNSを使って向かいました。僕は直行便に乗車して、本でも読んで時間をつぶしていれば自然と空港に到着するはずでした、、、

しかし、何らかの不備があったため、直行便だったはずがZwalleから空港から逆方向の田舎町に向かって行ったのです。場内アナウンスで何かしら説明があったみたいですが、アナウンスはオランダ語。

全く理解できなかった為、「何とかなるだろう」と思って過ごしていたのが甘かったです。

とりあえず次で降りていこうと思い、時刻表を確認すると、空港に到着予定がなんと出発40分前でした!しかも向かう先はアイルランドで、シェンゲン協定域外であるため、出国審査があるため手続きに時間がかかるのです!

終わったな、、って思いました。いきなり出鼻をくじかれることは不可避だと思い、次の目的地であるブダペストへ20時間かけてバスで行くことまで検討していました。

出発40分前にスキポール空港に到着しました。やれるだけやってみようと思い、全力疾走でチェックインカウンターに向かいました。ここで最初の幸運が待ち時間がほぼなかったことです!チケットを受け取り、ゲートを離陸35分前に突破、しかし、次は出国審査が待っています。日本人であるため、優遇措置はあるものの、留学を終えた方の帰国や休暇のためかなり混み合っていました。

地団駄を踏みながら待っていたのですが、ある職員が
「何時のフライト?」と尋ねてきました。あと30分で出るんだ!と言うと、パスポートの提示を求められました。

「Oh, You're Japanese」と気付くと否や、通常はスキャンして顔認証が必要なカウンターを特別措置として回避させていただきました!そのため、税関による身分証確認のみで、早くゲートへ向かうようにと言われました。

更なる猛ダッシュで向かうと、何とか無事に乗ることができました。
安心すると同時に、日本人じゃなかったらどうなっていたんだろう?と思いました。まず間に合うことはなかったはずです。

色々調べると、日本のパスポートが世界最強である理由は発展途上国や国際組織への支援金額や第二次世界大戦時にナチスドイツからユダヤ人を救った杉原千畝さんの功績など様々な要因があるようです。

日本が国際的な信用が高いのは言わずもがなですが、先人の方々の功績であり、社会に出ていない僕らの世代が何かを成し遂げたわけではありません。

同時に、今まで両親などに対して「昭和の古い話なんてつまらない」や
など過去を否定した発言を平気でしていた僕がどれだけ愚か者であったか、恥ずかしく思います。

このことについて記事にしようか迷っていましたが、先日稲森和夫さんの著書を読んだ際に色々考えさせられたので次はこのことについて書こうと思います。

楽しみにしててくれたら嬉しいです!!

Have a nice day!!


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