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オランダで学ぶ外国人留学生は中退する可能性が高い

データによると、オランダで中等教育を修了した学生に比べ、外国から来た学生は途中で大学を中退する可能性が高いことが明らかになった。留学生の中途退学率は1年生で17%であるのに対し、オランダ人留学生はわずか6%である。

教育検査院によると、オランダで学士課程に入学した留学生の約4分の1は学位を取得せず、4年後にはオランダの大学で勉強していないことが分かった。これは、オランダ人学生の数字(9%)よりかなり高い。

検査院は、なぜこれほど多くの留学生が退学するのかは不明だとしているが、国籍によって数値が大きく異なること、第三国からの学生に対する授業料の高さが、EU圏外の学生の退学率が低い主な理由である可能性を指摘している。

オランダ人留学生は修了までに時間がかかる傾向がある
興味深いことに、外国人留学生は卒業に至る前に学業を中断する傾向が強い一方で、学業を続けることを選択した学生は、従来の期間内に学位を取得する傾向も強いという。一方、オランダの学生は、卒業時期を遅らせたり、学業を延長したりすることが常態化している。

オランダの学生の60%が4年以内にコースを修了するのに対し、この数字は欧州経済領域内の学生で65%、欧州外の学生で61%である。

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