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等身大(詩)

等身大の僕ならば 凄く猥雑な人間で
覆い隠すために 嘘で塗り固めてます

氷菓子食って帰った ひたすら歩いた夜は
悩み打ち消すために 前だけ見据えてます

持ってる手札を出す順番 全部間違えた
どう出るかって分からず 全部間違えた

切り替えていこうなんて言うなよ
ギリ端の方で息してるんだよ

等身大の僕ならば 凄く猥雑な人間で
善人の爪の垢飲んで 静かにすれば思います

金輪際関わりたくない そんな人間が自分で
警備員に捕まって どこも入れやしないんです

自分らしさなんて言うけれど
自分の事がそもそも嫌いなんだ
全て嘘ついてる僕で何とか
常人の1/100くらいなんだろうね

等身大の僕ならば 凄く猥雑な人間で
覆い隠すために 嘘で塗り固めてます

氷菓子食って帰った ひたすら歩いた夜は
悩み打ち消すために 前だけ見据えてます

次はもう、相槌だけ打って帰ります

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