見出し画像

漫画広告はどうしてあんなのばかりなのだろう(エッセイ)

最近、ネット上に漫画の広告増えている。めちゃコミックとか、漫画王国とか。まあ、シンプルにうざいバナー広告ですけど、広告がないと使えなくなるサービスもあるので、我慢している。

しかし最近、それはいいのかと思う事態が多発している。広告だけで大体の内容を見せてしまっているのだ。え、買う意味ないじゃん。

一つの広告だけ見ると、いい感じのところで止めて、購入を促している。しかし、どうやら広告には複数のパターンがあるのだ。この複数のパターンを組み合わせると、大体の内容が察せてしまうのだ。

何故こんな事が起こるのか?例えば、Aという漫画がある。この広告は、クライマックスの対決シーンで終わる。そして、その続編にあたるBの広告も別で打っている。すると、BはAの続きなので、対決が終わったところから始まる。こうなると、雰囲気で大体の内容が分かってしまうのだ。あ、弔いのシーン…、とか。

先に挙げたAやBは架空の漫画だが、似たような事例は多発している。確かに、漫画に興味を持ってもらうためにインパクトのあるシーンを持ってくるという戦略は間違ってないと思う。しかし、ネタバレは良くない。むしろ買う気が失せる。せいぜい、広告をじっと見つめるクセがつくくらいのものである。広告を打つ漫画はちゃんと絞って、続編的なものはきちんと除外するべきだと思う。

もう一つ、漫画広告に言いたいのは、インパクトのあるシーンを優先しすぎではないか?という事だ。普通に電車でYahooニュース見てただけなのに、なんでセックスシーンある漫画を広告で出すんですか。なんか悪い事をしている気分になるから、正直やめて欲しい。これが百歩譲って、純愛の果てに結ばれた二人の…とかだったら、まだ許せる。しかし、大抵は胸糞悪いシーンなどが選ばれる。いや、インパクトはあるよ。そりゃ。けどさ、そんなアブノーマルな広告、街中で見れないよ。おちおちネットも見れやしない。

電子書籍の成長は、コミック市場が牽引しているので、めちゃコミックやら漫画王国やらも成長しているのだろう。広告を打ちまくった事によって、知名度も上がっているし。けど、あんな広告出されたら、正直言って利用しよう!とはならない。ituneストアとかで漫画買っちゃう。とにかく!ネタバレとアブノーマルな広告の二つは控えてほしい。

…今調べたんだけど、こういう広告って利用者が興味ありそうなのを、AIが見繕って出してくるらしい。え、じゃあ俺はAIにアブノーマルが好きそうって思われてたって事?え?嘘?怖。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?