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【HUNTER×HUNTERの再開か待ち遠しいあなたへ】ネテロとパリストンの関係性に学ぶ理想のチーム作り

どーも、くまぽん(@Dusthacker)です。

暗黒大陸編も盛り上がってきたところで、まさかのHUNTER×HUNTER休載…。
冨樫先生の平常運転と思いきや、年明けにも再開予定との朗報が!
待ち遠しくて、また1巻から読み直す方も多いのではないでしょうか。

そんな自分と同じ境遇の方にお送りする、ちょっと為になるHUNTER×HUNTERのお話をお持ちしました。

今回注目したのは、ネテロとパリストンの関係性についてです。

HUNTER×HUNTER好きの方に敢えて説明する必要はありませんが、念の為、今回のお話の登場人物二人とその関係性についておさらいさせて下さい

まず、アイザック=ネテロ氏。第12代ハンター協会会長を務める ハンター協会最高責任者。世界最強の念能力者との呼び声高く、キメラアント編における、蟻の王メルエムとの一進一退の攻防に興奮したファンも多いはず。

そして、パリストン=ヒル。ハンター協会副会長。ハンター協会の幹部として十二支になぞらえて選ばれた十二支んの一人。
一見すると爽やかな笑顔を絶やさない好青年のようですが、きわめて狡猾な本性を持つ野心家。十二支んのメンバーでは唯一ネテロに反目している。ネテロが「最も苦手とする相手」を側に置きたいと望んだ事からハンター協会副会長を務めている。

十二支んのメンバーの中で唯一ネテロへ反目するパリストンに、他の十二支んはもちろん、ネテロの秘書であるビーンズも、その選出が間違いだったと感じています。

何故ネテロは、自分に反目する最も苦手な相手を十二支んの副会長としてそばに置いたのでしょうか。

ここからが本題です。あなたはリーダーとして自身のチームを形成する際、どういう基準でメンバーを選定しますか。
もちろん個々の能力の高さや適性から判断することになるのではと思います。
ただ、定性的な基準として「自分に協力的か」を無意識に考えたりしていませんか。

イエスマンを揃えることには抵抗があったとしても、わざわざ自分の天敵となる人間を選定することなんて中々できないですよね。
自分もパリストンのような「扱いづらいヤバいヤツ」はいくら能力が高くとも、チームに入れることはまずないと思います。

正直、目的が明確で結成期間が限られたチームであれば、優秀かつ協力的なメンバーにて構成することがベストです。

ただ、チームそのものが成長していくことを目的の一つとした場合、パリストンのような自分と相反する人間を選定すべきだと私は考えています。

協力的ということは、自分の考え方に理解を示している、もしくは利害が一致していると考えることができます。つまり、少なからず自身の思考と共通項があるということです。
共通項が広ければ広いほど、思考や発想が自分と似通ってしまう為、自分が考えうる範疇でしか、メンバーは行動しないということになります。
そうなってしまうと、もし自分の思考や発想が時代にそぐわなくなった時、全く異なった考え方で窮地を切り抜ける人間がおらず、変化に耐えられないのではないかと思うのです。

事実、変化のスピードについていけず、従来の慣習に囚われたまま、崩壊する組織・企業は後を絶ちません。

ネテロも目まぐるしく変化する情勢を加味し、協会をけん引してくれることをパリストンに密かに期待していたのではと自分には思えるんです。

そう思うと、会長ネテロと副会長パリストン 二人の関係性はある意味理想的だったのではと何か「ジーン」とくるものがありますね!

くまぽん(https://twitter.com/Dusthacker)

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