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【2本立て 前編】くまぽんの転職術~転職先選定とエージェントとの付き合い方~

どーも。くまぽん(@Dusthacker)と申します。

今回は私の転職経験から上手くいくコツをお伝えします。転職を考えている方やキャリアに悩んでいる方のお役にたてれば幸いです。

お伝えしたいことが多すぎて大長編になりそうでしたので、このnoteでは主に転職先の選定と転職エージェントとの付き合い方についてまとめさせていただきました。

後編は面接突破のコツについて公開予定です!

(2018/10/29 追記)
後編公開しました!ご覧になりたい方はこちら


目次
1)年収を上げる転職先を選定するポイント
2)転職エージェントの重要性について
3)転職エージェントとの賢い付き合い方

付録(有料コンテンツ)
私が利用した転職エージェントからお勧めを紹介


1)年収を上げる転職先を選定するポイント

一言で言うと給与の高い業界もしくは職種に乗り換えることです。

ただし、業界と職種両方を同時に乗り換える場合、未経験者を雇うことと同じですので、年収アップは見込めません。

コツは自分の業界もしくは職種のどちらかは維持し、一方で給与の高い業界もしくは職種を選択することです(以下図におけるC→AもしくはC→Dを目指す)。

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例えば、私が印刷会社の経理担当だとします。印刷業界ではこれまでの収益源である印刷事業がデジタル化の煽りを受け、縮小していることは周知の事実です。

この場合、経理担当という職種は維持し、別の業界を選択することで年収をアップすることができます。私は給与が高いとされる金融業界で経理として活躍する道を模索します。

逆に所属する業界が給与が高いとされる場合、同じ業界内で給与アップが見込める職種を選択する事が良いでしょう。

例えば、成果報酬型となりやすい営業職は給与アップが見込める職種としてアリでは無いかと思います。

ちなみに私は通信販売会社に新卒で入社し、社内SEとして仕事をしていました。転職ではSEとしての職種はそのままで、給与が高いコンサル業界に鞍替えし、300万から500万に年収を上げることに成功しました。

職種もコンサルタントに変わってるじゃないか!と思われるかもしれませんが、新米のITコンサルタントなんぞSEに毛が生えた程度ですから…。


2)転職エージェントの重要性について

転職活動においてエージェントと良好な関係を築くことは非常に大事なポイントです。

まず、良好な関係を築くことができる転職エージェントを見つけることが、転職活動における最初の一歩と言えるでしょう。

そもそも転職エージェントとは、企業と転職希望者の間に立ち、求人の紹介をしてくれる人材紹介会社のことです。

意外と知られていないのですが、転職希望者は転職エージェントを無料で利用する事ができます。

なぜ無料にて利用が可能かというと、彼等は転職希望者が紹介した企業に入社した際、企業側から報酬を受け取っているからです。

その報酬は転職エージェントにもよりますが転職者のオファー年収によって上下します。

ここで大事なことは、転職エージェントは転職希望者を高い年収で企業に入社をさせることがインセンティブとなっていることです。

つまり転職で年収を上げたいと考えているのであれば、転職エージェントと同じ目的が持てるということです。

同じ目的に向けて邁進してくれる協力者が無料でサポートしてくれる訳ですから利用しない理由がありません。

転職希望者の相談に乗ってくれることはもちろん、履歴書・職務経歴書の添削や面接の調整、面接の練習など個人では面倒なタスクを一手に引き受けてくれます。まさに至れり尽くせりです。

ただ、転職エージェントも慈善活動を行なっている訳ではありませんから、先方のインセンティブを理解し上手に付き合う必要があります。


3)転職エージェントとの賢い付き合い方

前置きが長くなりましたが、転職エージェントと賢く付き合う為に私が気をつけていたポイントをまとめました!

こちらを参考に転職エージェントと付き合うことで転職活動を格段に上手く進めることができるはずです。


①成果報酬型の転職エージェントを選定する

転職エージェントは、転職希望者が企業に入社した際、その年収に応じて企業側から報酬を受け取っていることは事前にご説明させていただいた通りです。

この報酬がエージェント個人の給料に反映されているかはエージェントを選定する上で重要です。

何故かと言うとエージェント本人に「転職希望者を年収の高い会社に入社させ、自分の給料を上げたい」というインセンティブが働くからです。

どんなに高い年収で転職希望者を入社させたところで個人の給与に反映されないのであれば、できる限り楽をしようとするのが人間です。

同じ目的意識を転職希望者と共に持ってくれるエージェントを選定することは大事なポイントかと思います。

ちなみに皆が知っているような転職エージェントはノルマや成果報酬が無いケースが多いので安易に選択しない事をお勧めします。


②転職したい気持ちをしっかり伝える

当たり前ですが、転職エージェント側も転職する気のない人間に構ってくれる程暇ではありません。

斜に構えて「良い求人があれば」とか「転職する意思はあまり無い」とか言う人は優先度下げられます。

直ぐにでも転職したい。出来るだけ沢山の求人に応募したい。と自分がその気であることをしっかり伝えましょう。

ちなみにレスが遅いのもNGです。普段の仕事と同じく後回しにする人は後回しにされます。


③転職エージェントは最低2社掛け持ちする

これは医療業界における「セカンドオピニオン」と同義です。セカンドオピニオンとは、よりよい決断をするために、当事者以外の専門的な知識を持った第三者に求める「意見」、または「意見を求める行為」のことを指します。

一つの転職エージェントに傾倒した結果、誤った判断をしないよう、複数のエージェントとやり取りをされる事をお勧めします。

また、転職エージェントによっては、そのエージェントでしか扱っていない求人もあったりするので、そういった点でもメリットがあります。

ただし、あまりに沢山の転職エージェントとやり取りしてしまうと、面接の日程調整が煩雑になってしまい、エージェントに迷惑をかける事になる為、多くとも3社までとした方が良いでしょう。


④他転職エージェントの選考状況も包み隠さず連携する

複数のエージェントとやり取りしながら転職活動を行なっていると、それぞれのエージェントごとに選考が進み、確度や志望度から優先順位が持てるようになります。

大抵の転職エージェントはこのタイミング把握していない他社の選考状況をヒアリングしてくれるので、その際は包み隠さず伝えましょう。

転職エージェント側も優先度が把握できる事に加え、よりマッチング度の高い求人が紹介しやすくなります。

ちなみに包み隠さず伝えた際「なんでウチ以外のエージェントも使ってるのか」と語気強めで責めてくるエージェントは危険です。距離を置きましょう。


⑤内定後豹変する転職エージェントに注意

晴れて内定が出たとしても、内定が出た会社に入社してもらわなければ転職エージェントは報酬を得られません。

志望度が低いと分かっておきながら無理矢理決定させようとしてくるエージェントは要注意です。

私も過去ある企業に内定が出た際、年収の下がるオファーが出たにも関わらず、「いつ転職するの!?今でしょ!?」と煽ってきたエージェントがいました…。

内定先はもちろん辞退し、そのエージェントとはもうやり取りしていません。


以上ここまでが無料コンテンツになります。

次回は面接に臨む上でのコツを参考図書も交えてお伝えしようと思いますので、乞うご期待下さい。

(2018/10/29 追記)
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