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虫けら様

おはようございます。
昨日は「虫の日」「むし歯予防デー」でしたね。1日ズレましたが、それにちなんだ話をふたつ。

ちくま文庫には漫画文庫みたいなものも。今回の記事タイトル『虫けら様』も漫画です。表紙がかわいくて(アリさんが半纏姿で炬燵に入っている)本屋さんに行くたびに気になっていました(⁠๑⁠˙⁠❥⁠˙⁠๑⁠)

内容(「BOOK」データベースより)
細密にしてユーモア溢れるタッチで描かれたアリ、ミツバチ、クモ、セミetc.の世界。奇妙でかわいい昆虫たちの生態が、絵巻物やお伽草子といった日本古来の想像力にのせてのびのびとファンタジックに展開される。小さきものたちへの愛にあふれ、思わず身のまわりに目をとめたくなる昆虫漫画の金字塔にして、虫絵本の分野でも活躍する著者の原点が待望の文庫化。


いつもなら(乱視&近視&老眼なので)小さくてあまりハッキリクッキリ見えないじゃないか〜と嘆くところですが、はっきり見えないのがいい(⁠•⁠ ⁠▽⁠ ⁠•⁠;⁠)! だってそんなに虫が好きじゃないから……いやいや、繊細なペン画で虫の生態とかユーモラスに描かれているので、ぜひ皆さまはじっくりご覧下さい。
ウェブサイトには表紙だけなのでアリが平気ならコワクナイからどーぞo⁠(⁠(⁠*⁠^⁠▽⁠^⁠*⁠)⁠)⁠o

虫の漢字(あの虫はこんなに字を書くのかとか)や採集に必要な道具とか、虫の図柄の記念切手や、同じく虫の意匠の刀の鍔(つば)を集めて描いた扉絵が……記念切手と鐔は父が集めていたこともあり(鍔は高いので数は少ない。カタログがたくさんあったのでよく見ていました。根付とかも)懐かしくなりました。刀の装飾品って繊細で、またうまくデザインされていて、職人さんの美意識や技術に脱帽です。

想い出ばかりたべてると虫歯になっちゃうよ?

想い出は、誰もが食べたくなる甘~いスイーツです。だから人は、時には頼ってしまうのかもしれません。


10年くらい前になにかのチラシ?にあった言葉です。想い出をそのまま味わうだけでなくて芋づる式にあれもこれもと出てくると、その味がゴチャゴチャになる可能性が。

想い出は取り戻すものではなく、時々取り出して懐かしむアルバム……ユーミンの『卒業写真』の世界がきっと一番いいのですよね。

ではどうぞよい一日を⁠(⁠*⁠´⁠︶⁠`⁠*⁠)⁠