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29.ローマ2:3−4 神のいつくしみ深さが悔い改めに導く

3,そのようなことを行う者たちをさばきながら、同じことを行っている者よ、あなたは神のさばきを免れるとでも思っているのですか。
4,それとも、神のいつくしみ深さがあなたを悔い改めに導くことも知らないで、その豊かないつくしみと忍耐と寛容を軽んじているのですか。

ローマ人への手紙2章3−4節、新改訳聖書2017

 私たちは、自分の非を認めるよりも、他人の非を見つけるほうが得意です。

それに「怒り」の教育を受けて育ってきているので、悔い改めることなく「怒り」を避け、逃れることに慣れっこになってもいます。叱った人と自分、いったいどちらが悪いのでしょうか。

怒り、さばきの中で生きることに慣れすぎて、神が慈しみ、忍耐、寛容に富んでおられることが信じられなくなるのかもしれません。

神は、人が自分にふさわしくない考えや行いをするのをいつまでも放っておかれるような不注意な方ではなく、私たちが神に立ち返ることを望んでおられます。私たちは生まれながらのままでは神を、生ける、力ある神として認めませんでしたが、神はご自身の憐れみを明らかにして、私たちが神に立ち返るように導いておられるのです。

考えてみましょう:日々の言動の中で、神だけが人間の罪を裁く力を持っていることを実感しているでしょうか。他人を裁くつもりがないのであれば、罪を犯した人に、神の言葉を一緒に読む・学ぶように、神の言葉に沿った良いアドバイスをしてはどうでしょうか。


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