四福音書によるイエス・キリストの福音
今から四十年前のこと。親しい友人が、自身に起きた出来事を語ってくれました。どうにも信じられないような内容。その友人は、僕のためにもなることだ、と心底思って、熱心に語ってくれる。ふだんなら信頼できる人なのだけれど、この話を信じていいものなのかどうか・・・
こと「神さま」となると、なぜか、身がまえて聞いてしまいます。宗教は胡散臭いもの、芸術的な建造物や、芸術的な物言いで、驚嘆させ、丸め込んで心を虜にしてしまい、挙句の果てには人から金品を吸い取るマシーンじゃないか・・・ そんな先