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ローマの日々 [Daily Romans]

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ローマ人への手紙を日々少しずつ、ゆっくり味わい、瞑想する旅をします。
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#イエス

9.ローマ1:5b 信仰の従順

9.ローマ1:5b 信仰の従順

使徒の務めはすべての民を導くことです。唯一の神が公平にすべての人々に向けて恵みを賜っているからです。慈しみに満ちた神はこの「良い知らせ」を用意してくださっています。それは、すべての民が信仰の従順を持つためでした。

ある人が主に従順になるためには、どうしたらいいのでしょうか。それは、その人が主の権威と恵を信じて認めることによります。従順になろうと頑張ることではなく、信じることで心に従順さが生まれて

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8.ローマ 1:5 恵みを受ける

8.ローマ 1:5 恵みを受ける

贖われ、イエス・キリストを主と告白し、さらには神の福音を宣べ伝えるために召されたパウロは、非常にはっきり、すべての民族にこの神の福音を伝えなければならないと理解していたのです。

パウロが本当に恵みを自覚していたのは、自分が使徒として召されるには決してふさわしい者ではないと分かっていたからです。それは、パウロが以前はキリストの教会を迫害していたからでした。

そんな人物が、神に愛されるなどというこ

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7.ローマ1:4 神としてのイエス

7.ローマ1:4 神としてのイエス

"神の子" には二面性があります。一つは人間として、もう一つは聖なる霊としての面です。

イエスの母マリアは、身ごもる前に神の使いに告げられていたことがありました。「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれます。」(ルカ1:35)

神を見る視点のある人だけが、イエスの完全な神性を見ることができるのです。「神を見る視点のある人」とは

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