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8.ローマ 1:5 恵みを受ける
5,この方によって、私たちは恵みと使徒の務めを受けました。御名のために、すべての異邦人の中に信仰の従順をもたらすためです。
贖われ、イエス・キリストを主と告白し、さらには神の福音を宣べ伝えるために召されたパウロは、非常にはっきり、すべての民族にこの神の福音を伝えなければならないと理解していたのです。
パウロが本当に恵みを自覚していたのは、自分が使徒として召されるには決してふさわしい者ではないと分かっていたからです。それは、パウロが以前はキリストの教会を迫害していたからでした。
そんな人物が、神に愛されるなどということがあるでしょうか。普通だったら人はそう疑うでしょう。そして、自分自身についても、神に愛されるなどということがあり得るだろうかと思ってしまうのです。
パウロは、恵みを受けた罪人の見本です。神に愛されるに全くふさわしくない者で、それでも神に愛され、使徒として召されたのですから。
考えてみましょう:あなたは、神に愛されていることを確信していますか。あなたが神に愛される根拠は、なにでしょうか。
1,キリスト・イエスのしもべ、神の福音のために選び出され、使徒として召されたパウロから。
2,──この福音は、神がご自分の預言者たちを通して、聖書にあらかじめ約束されたもので、
3,御子に関するものです。御子は、肉によればダビデの子孫から生まれ、
4,聖なる霊によれば、死者の中からの復活により、力ある神の子として公に示された方、私たちの主イエス・キリストです。
5,この方によって、私たちは恵みと使徒の務めを受けました。御名のために、すべての異邦人の中に信仰の従順をもたらすためです。
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