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ローマの日々 [Daily Romans]

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ローマ人への手紙を日々少しずつ、ゆっくり味わい、瞑想する旅をします。
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2024年6月の記事一覧

31.ローマ2:6-8 人間の行いへの神の報い

31.ローマ2:6-8 人間の行いへの神の報い

ここでパウロは、人間のどのような行為を考えているのでしょうか。殺人、姦淫、窃盗など、同胞に対して極悪な行為でしょうか?

いいえ。

ここでいう善行とは、「栄光、誉れ、朽ちないもの」を求めることです、 これらはすべて、神ご自身のためのものです。逆に、神を無視した行為は、利己的な行動になっていく、と。

神を神としてあがめない人(ローマ1:20)は、永遠の命からほど遠いのです。

それどころか、自分

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30.ローマ2:5 神のいつくしみを受けたくないの?

30.ローマ2:5 神のいつくしみを受けたくないの?

神の裁きと断罪の時がある、とパウロは語ります。

それは何千年もの間、行われてきませんでした。人間を罰するという神の約束は嘘なのでしょうか。律法や様々な宗教にある神についての教えは真実ではないのでしょうか?

まさに人間は神の義を信じず、ましてや神の慈悲を信じず、神の義から自由にされて生きたいと願っているのです。

しかし、神の義は、信者も未信者も含めて、すべての人の上に必ず行使されるのです。

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