小さい頃の日記を今つけてみる

今日は階段から突き落とされた。なんとか踏ん張ってはみたものの9歳の体では耐えきることはできず、10段以上を転げ落ちることになってしまった。流石に痛かった。

まあこうして日記をかけている以上生きてはいるので一安心である。

突き落とした犯人の姿を見ようと転げ落ちてからすぐに頭上を見上げたが、踊り場にはもう誰もおらず、キャハハハという笑い声(2、3人ほど)が遠ざかっていくのを確認できただけであった。人の悪意とは恐ろしいものである。中世の妖精のようだ。子供をさらったりするやつ。

あちこちにあざができてしまったので母にどうしたの?と聞かれ、つい本当のことを話してしまった。

母の泣き顔というのは何歳になってもキツイものである。今後はうまく誤魔化さねば。

明日も学校である。気を強く持っていこう

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