リーダーの時間の使い方

どうも、だぴてぃです。

リーダーは多くのタスクを抱え
とにかく忙殺されていることと思います。

やってもやっても
永遠に終わりがこない・・・

それがリーダーの宿命ともいえますが
それでは人生のQOLが著しく落ちてしまう。

ただ漠然と過ごしているだけでは
とてもじゃないけど時間が足りません。

なので時間というものを
自分の中で定義しておくことが
うまい時間活用につながります。

リーダーやマネジャーとして
時間やタスクに振り回されている方
必見のnoteとなります。

3分程度で読めますので
ぜひ目を通してみてください。

■時間の概念

リーダーにとっては
次の３つの時間の概念があります。

・組織に対応する時間
・上司に対応する時間
・自分自身に対応する時間

だいたいのことは
この３つに帰結されます。

✔️組織に対応する時間

他の部署やチームなど
または同僚からの支援要請に対して
割く時間のことになります。

この時間はチームメンバーからみると
無駄な時間に見えがちですが

ここをしっかりと押さえておくと
長期目線ではメリットになります。

「組織に対応できる人がいる部署」

という印象というのは
チーム運営をするうえで大切なことです。

周りに目を向けすぎるのも
それはまたよくないことではありますが

自分のチームばかりに目を向けるのも
組織にとっては目に余るものがあります。

✔️上司に対応する時間

現場リーダーというのは
いわゆる中間管理職ということ。

自分の上にはさらに上司がいて
そこからいろんな案件や指示が下り
現場に浸透させないといけません。

この時間は絶対的な時間で
無下にすれば自分の評価はもちろん
ヘタすると処罰の対象になるかもしれません。

✔️自分自身に対応する時間

組織や上司に対応することは
リーダーの仕事としては分りやすい部分。
ここに関しての理解は
さほど問題ないかなと思います。

ただ自分自身に対応することも
決して忘れてはいけない時間になります。

多くのリーダーは
ここを疎かにしがちだと思います。

なぜなら忙しいから。
そしてその重要性に気付いていないから。

自分自身を整理整頓しておかないで
どうしていい仕事ができましょう？

よくデスクの上が汚いヒトは
仕事ができないヒトと言われるように

リーダー自身にとっても
抱えている情報を整理して
総合的に判断・考察することが
重要といえます。

実はこの時間が
他の2つの時間（組織・上司）の質に
大きく関係してきます。

また、この時間の一部を
自分のチームメンバーに対して使うので
本当に自分に割く時間というのは
実質的なところ、多くはありません。

■これらの言語化が大事

業種によって
または立ち位置によっては
微妙に異なってきますが

自分の時間の使い方について
言語化しておきましょう。

たとえば

「この時間はマネジメント（自分自身）に使う」
「休憩のあとは組織のための時間だ」

などのように
ざっくりとジャンル分けします。

なぜこんな面倒なことをするかというと
我々の脳というのは
仕事の種類によって使う領域が異なるから。

タスクごとにその領域を切り替えるのは
結構しんどかったりします。

事前に「こういう分野の仕事だ」
ってことがわかっているだけで

脳は準備をはじめることができます。

たったこれだけのことを意識するだけで
時間の使い方、感じ方というのは
大きく変化してきます。

■タスクは持たないようにする

時間をいくら効率的に使っても
そもそものタスクが多いと
メンタル面にも影響が出ます。

なので
タスクはできる限り持たない
が正解となります。

持たないと言っても
すぐに処理できるものばかりではない
という案件は多いですよね。

ですが
ひとりで完結させるタスクというのも
これまたそこまで多くないんです。

たとえば
資料をいつまでに作って
取引先に確認してもらって
OKがでたら公開する
みたいな案件があったとしましょう。
（このタスクをリーダーがやるべきかどうかは置いておいて）

資料をいつまでに作る
というのは自分のタスクですよね。

一方で
取引先に確認してもらうのは
相手方のタスクになります。

僕が言いたいことは
さっさと相手にタスク（ボール）を渡して
自分が「今」やらないといけないことを
極限まで少なくしましょうってこと。

これができないと
たくさんのボールを抱えてしまい
マトモも歩けなくなります。

そのうち前も見えなくなって
やっていることがブレブレになります。

そんな状態で
いい仕事ができると思いますか？

答えは「NO」一択ですよね。

発生したタスクは
片っ端から片付ける。

優先度？
効率？

タスクがない状態を最優先に作ることが
もっとも効率のいいタスク処理になります。

■リーダーの時間は有限すぎる

リーダーというのは
チームメンバーに比べて
考える時間が多くなります。

だからこそ
降ってくるタスクについては
最短で処理していき
できるかぎり自分でボールをもたない。

常に身軽な状態で
いい判断をしていきたいものです。

シンプルではありますが
これだけ理解しておくことで
仕事の質がガラッと変わります。

ということで
リーダーの時間術でした。

悩んでいるリーダーたちの
ほんの少しの参考にでもなれば
とてもうれしいです。