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仕事の本質は「他人」である
どんな職業でも「自分本位」に働いてしまったら終わりだと思っています。
こんなポストをしました。
自分のために働いた時点で、仕事の質は著しく落ちる。
— だぴてぃ|細胞検査士✖️ライター (@dapity_labo) September 15, 2023
この時の心情としては「どいつもこいつもなんやねん、自分の利益取りすぎだろ」って思ってました。完全にやさぐれてますよね。
しかしこれは僕の感想ではあるかもしれないですが、わりと真実だと思っています。
✔️仕事は誰かのためにやるもの
半沢直樹でこんなセリフがあります。
「仕事は客のためにやるもんだ」
僕は医療職なので、対象は患者さんです。医療といえど「サービス業」なので、最高の医療を最高の形で患者さんに提供するのが仕事。ここを履き違えると、医療の質は劇的に悪くなっていきます。
半沢直樹のセリフは本質です。己のためにやると視野が狭くなります。他人のために働くと「こうした方がいいかな?」という視点に立てるので、より柔軟な発想になりやすい。思考も「感情的」ではなく「論理的」になる傾向があります。
✔️他人に貢献するには自分にベクトル向ける
ここでもう一つ大事なことを。
「他責思考になってはいけない」とよく言われますよね。何が起きてもそれは自分の行動の結果であって、「他人」が何しようと人のせいにしてはいけないと。
これは半分正解で、半分不正解だと考えています。
もちろん他人のせいにしまくってはいけないのは確か。そこは間違いなしです。でも、何でもかんでも自分のせいにする必要もないわけです。
事実として、他人の行動によって引き起こされることもあるわけです。それすら自分のせいにしてしまうということは、自分に対してリスペクトがない。
状況と事実をきちんと把握した上で、「他人のせいにしてはいけないところ」を把握し、改善できる部分については自分に矢印を向けて改善していく作業が必要。
少し抽象的ではありますが、心構えとして持っておきたいところです。
✔️他人あっての自分
よく文句を言っている人に限って、このことを忘れています。
「他人がいて、自分がいる」
月並みですが、人間はひとりでは生きられない生き物です。だからこそ他人との関係性を良好にして、協働しながら仕事します。完全にひとりで関係する仕事ってそうそうありませんから。
他人によって生かされているとはまでは思わなくてもいいかもですが、少なくても「他人のおかげで、自分の今がある」とは思っても損はなし。そのスタンスを持っておけば「他責思考」はしなくなりますし、何よりそのリスペクトする姿勢は相手に伝わります。
最近の仕事を通じて改めて思ったことですが、大事なことだったので短めにまとめてみました。参考になれば幸いです。
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