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ストレス対策を仕組み化する

自分の性格的に「自分の意思でコントロールできないもの」に対してストレスを感じる。


これは誰しもそういう側面はあると思う。比べるものではないけれど、おそらく人より強い、しかもかなり強烈だと思っている。


なので、今の世の中はかなり生きにくいなと感じる。
家から一歩出れば……いや、家の中でもストレスしかない。ストレスがないのは、森の中、海辺くらいしかないんじゃないか?と思えるほどである。


僕は医療職ってこともあり、ストレスが身体にどれだけ悪か?ってことは、病気を通じてある程度は理解しているつもり。「つもり」と書いたのは、人間の身に起こることなんて、ほとんどわかっていないからなのだけど、こと「ストレス」となると影響範囲が大きすぎて……。


こういうわからないものに対しては、ある種「パターン化」をしておかないと身が持たない。ストレスを感じたときに「どうやってそのストレスに対処するか?」ってことである。


たとえばこんな感じ。


頭のおかしい運転をする車が前を走っている
▶︎物理的に距離を取る(車間をとる)

失礼な物言いをする人間から連絡がきた
▶︎テキトーに接しておく(真面目に取り合わない)

家事をしない家族
▶︎そもそも家事は全部自分でやればいい

勉強する時間がない
▶︎まとまった時間でやらない。スキマ時間でしかやらない。


などのようにマイルールを作ってしまう。
そして例外をあまり作らないようにして運用する。


ルールの作り方としては、カスタマイズできたり、柔軟である方がいいのだけど、自分のことに関してはプライドじゃないけれど「頑固」に守った方がいいと思っている。


なぜか?


自分の人生は、自分でしか責任が取れないからだ。


仕事ならば、ある程度の範囲は周りの人がどうにかしてくれる側面がある。しかし、自分の感情や考えによって起こる事象は、全部自分に跳ね返ってくる。


ただ、ストレスが発生するたびに考えて対処していたのでは埒が開かない。ある程度は、オートマティックに対処するのが合理的であろう。


ということでストレス対策は「仕組み化」すればいい。



具体的には習慣化のテクニックで使われる方法を用いればいいと考えている。IF-THEN RULEというやつだ。


Xが起きたら、Yをする。


という行動公式をつくってしまう。


先ほどの例で挙げたものも、実はIFーTHENで作ったもの。
iPhoneにオートメーションという機能があるが、まああんな感じである。実際にやってみると、最初はうまく機能しないことがあるが、ハマればいい感じに対処できることがわかる。


うまくいかない理由はいくつかあるが、いちばん大きいのは「Y」に設定したことが、自分にとって難しいと感じてしまうことに原因がある。


習慣化もそうだけど、自分の身の丈に合わないことを習慣化しようとすると失敗する確率が上がる。きちんとステップを考えて組んでいかないと。


失敗するパターンを避けつつ、とにかく「準備▶︎運用▶︎評価」というPDRサイクルをぶん回しまくる。これを繰り返すことで、どんどん洗練されたストレス対策になっていく。


↓PDRサイクルに関してはこちら↓


この仕組み化の手法を導入してから、前よりはストレスを感じてもすぐに対処できるようになってきた。


感じてしまうのは防げない。人間なので。

だったら少しでも「ストレス発生▶︎対処」までのタイムラグを小さくしていく。これが現代人にできる最強のストレス対策なのではないか?と思っている。


あれこれストレス対策の方法や考え方はあるもの。


いろんなものを試してみて思ったことは「簡単に使えること」「スピーディに使えること」が大事。結局、どんなに優れた方法も使えなければ意味がない。それこそ宝の持ち腐れってやつだろう。


ノウハウやテクニックは使ってこそ真の価値がある。




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