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TikTokの台本はありか?ファンを獲得する仕組みって

個人はもちろん企業もSNSで何かを発信するのは当たり前になってきました。数年前までの求人はオフィシャルのHPの募集概要を見て、そこに掲載されている社員の画像やコメントなどで会社の雰囲気を想像していましたが、今の世代はそこで働く人のSNSを探して雰囲気を感じとる作業をしているそうです。

そもそも、オフィシャルのページだと良いことしか言わないし、だいぶ盛られてるよね、という事でよりリアルな情報を求め続けるわけですが、これはSNS時代の常識です。

また、飲食店やエンタメ施設のSNSもオフィシャルの場合はよく撮れた写真しか掲載していないので、位置情報やメンションから、他のユーザーの投稿を見てリアルな雰囲気を想像します。オフィシャルの投稿に釣られて、何回がっかりした事か…こういった残念経験から皆さん知らず知らずのうちに学んでいるわけです。

SNSじゃないけど、写真と違ってスカスカのおせちだったよって事件、もう13年前なんですね…

という事で、普通に載せても半信半疑な訳だし、作られた世界を見すぎて疲れたかところにTikTokが来たわけです。

TikTokはちょっとヤラセっぽくて演技も下手だったりするけど、そのくらいの方が友達の延長線みたいでよくない?それに何より動画が短いし、おすすめな動画を提案してくれるから、あっというまに1時間見てた。なんて事はよくあるわけで、TikTokの視聴時間は2021年からYouTubeを抜いて1位になっています。

構えずにゆるく見れるのがTikTokの特徴で、それが流行を生み出したのですが、面白おかしく見せて再生回数を稼げるTikTokだけでは認識をされてもブランディングが難しかったりするので、他のSNSで情報の補完をする必要があります。

そこで、SNSにおけるブランディング(個人の場合、企業でも個人が立っている場合)ではTikTokで知ってもらって、最終的にInstagramまでフォローしてもらう。というのが一種のKPIになると思っています。

TikTokなのになんでInstagramのフォローなの?と思うかもれしれませんが、ここ1週間でリアルで知っている人にInstagramのフォローを何人しましたか?


私は0人です(きっぱり!)
ほとんどの方も居ないのではないでしょうか?Instagramのフォローって今は結構難しく、だからこそフォローしてくれるのは熱狂的なファンという事になるわけです。

ではどのように導線を引いていくのか?
まずTikTokの再生数を上げていき見てもらう必要があります。ここで何度も見てもらい、一定の認知を得て、同じような動画をYouTubeショートやInstagramリールにも載せます。それによって、YouTubeやInstagram上でも見てもらうわけですが、ここでは同じような動画の他に、少しだけ真面目な動画や、楽に見れる仕事の動画も載せていって、どういう人柄でどういった事をしている人なのか?を少しずつ認知してもらいます。

この繰り返しでファンを獲得し、一定の共感を得た人が何かのきっかけでYouTubeやInstagramをフォローするという感じです。

広告効果でいくと、そこはやはりYouTubeです。チャンネルをフォローして1本が10分視聴されるというSNSは他になく、それなりの熱量を持って見ているからこそ広告効果も高く、YouTuberの年収が億円超えみたいな感じになるわけです。また自身のブランドもそのチャンネルで売れるという夢のようなSNSなのですが、これを回すためには結構な拘束時間と企画力が必要になってきます。

なので、一旦のKPIはInstagram。TikTokの再生回数も大事ですが、それだけではブランディングの効果は出づらく、InstagramまでフォローしてもらえるくらいのファンをTikTokの運用で育てていくという考えが、私たちのSNS運用の基本的な設計です。

1フォロワー増やすためには何百、何千人にも認知された結果になるので、ブランディング目的でSNSをやっている方は、ぜひInstagramをフォローしてもらうまでの導線を考えてみると良いかもしれません。

ですが、あくまでも最初のきっかけはTikTokです。
TikTokは他のSNSもそうなのですが、TikTokっぽいコンテンツを作る必要があり、それにはやはり台本が必要になってきます。冒頭0.5秒くらいでヒキを作り、なるべくその視聴を落とさないように動画終了までもっていく。他にも細かな構成のポイントがあるのですが、行き当たりばったりでは難しく、ある程度の台本は必須です。

もちろん不自然すぎるものは無しだし、その人のそもそもの性格やキャラを尊重しないと、他のSNSとの整合性も保てません。

なので企画が結構大事で時間もかかるのです。

私たちもこの構造が理解できてから、TikTokだけでなく、良い感じで他のSNSも回るようになりました。

TikTokを自己満足でやられている方は再生回数だけで問題ないのですが、個人や会社のブランディングの為であれば再生回数だけで一喜一憂するのではなく、最終的な実益を求める必要があり、その辺りでいくと弊社は自社でもいくつかの事業を運営しているので、リアルな集客や売上の数字も把握できております。

移り変わりの早いSNSの流行ですが、だからこそ攻略のしがいがあるし、攻略した時のメリットを享受できると思うので、ぜひお悩みの方は下記LPからお問い合わせくださいませ。


こういうショート動画は Instagramの時には上げなかったのですが、最近は結構上がってます。

台本ありきと言いましたが、このダンスは台本無しのぶっつけ本番です。

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