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感謝は大事

こんにちは。

今日は、感謝について記事にします。

日本人に1番足りないのが、感謝の気持ちではないでしょうか。世界の幸福度を測る調査の中でも日本は寛容さが低いというデータが出ています。

感謝の気持ちを無くした先に待っているのは、孤立と不幸だと考えています。

なぜ、そうなるのかについても記事にしたいと思います。

便利さの弊害

今の日本は本当に便利な世の中です。

電車は、遅れることなく定時で駅に到着しますし、Amazonで商品を購入しても翌日には手元に届きます、宅配便もほぼ予定した時間に届きます。夜中に1人で歩いても危ない目に遭うことはないですし、コンビニエンスストアなど24時間空いているお店もあります。

ここまで便利な世の中は、なかなかないと思います。

が故に、「あたりまえ」という感覚が身についている人も多いでしょう。

電車は定時に来るのが当たり前、荷物は指定した時間に届くのが当たり前、お店に入ったら商品があるのが当たり前という感覚の人があまりにも多いように感じます。

特に都会に住んでいると便利さに慣れてしまうのも無理はないと思います。

仕事や人付き合いで当たり前の感覚は不幸の入り口

この当たり前の気持ちを仕事や人付き合いにまで持ち込んでしまうと本当に不幸の入り口に入ってしまいます。

仕事で考えてみます。部下は指示通りに忠実に動いて当たり前、上司が部下の面倒を見るのは当たり前、正社員である以上ミスなく仕事をこなすのは当たり前、などのことを思って仕事をしている人は多いのではないでしょうか。

人付き合いでも同じことが言えますね。
彼女or彼氏が自分のために尽くしてくれるのは当たり前、友人なんだから自分のために時間を作って一緒に遊んでくれるのは当たり前など口に出さなくても心の奥底で思っている人もいるでしょう。

今、社会問題になっているパワハラ、モラハラなどの〇〇ハラ問題や煽り運転についてもこの当たり前という思いが根底にあるように感じますね。

ただ、そんな思いの人と付き合いたいと考えている人はいないでしょう。関わっても自分のエネルギーを吸い取られるだけですし、なんのメリットもないからです。

私は、上のような当たり前という姿勢で来られたら、直ちに距離を置きます。その人がなんで無視するのと聞いてきても、LINEであればブロックか既読(未読)無視です。

GIVE&TAKEの姿勢が大切で、自分は与えられるのが当たり前という考えの人とは付き合おうと思いませんし、その人が仮に何か大変なことになったとしても積極的に手を差し伸べることはしないでしょう。

「人という字は、人と人とが支え合っている姿を表したもの」という金八先生の名言がありますが、今の日本人に足りないものを表している名言かもしれません。

当たり前だとは思わない

今の日本は本当に便利な世の中ですが、便利な世の中を作り出しているのも先人の賜物ですし、当たり前のように昔から存在しているものではありません。

電車、飛行機、バスが事故なく安全に運行を続けているのも運転士、運転手の技術や体調管理があってこそですし、定時に到着するというのは、本当に素晴らしい技術だと思います。

今、付き合っている友人、恋人、夫婦や親も当たり前のように自分の目の前にいるのではないです。

感謝の気持ちがない人生は辛い

感謝の気持ちがないと何かあった時に辛い目に遭います。

感謝の言葉を出さない、感謝の気持ちを表さない人に積極的に手を差し伸べたいという人はいないでしょう。その人のために何か行動を起こしてもどうせ自分は人から与えられて当然だと思っているんだと思うと、自分で何とかすればという気持ちにでもなります。

私自身も全く同じ思いです。傲慢な人とはすぐに距離を置きますし、その人が困ってもそれは自分自身の責任と考えて何もしないと思います。

結局待っている末路は、孤独孤立ということになるでしょう。

情けは人の為ならずという有名な諺がありますが、まさにこのことを表している言葉だと感じます。

感謝の気持ちは全ての基本

感謝の気持ちは結局全ての基本になってくるでしょう。

人と接する上でも、仕事をする上でも感謝の気持ちがない人、感謝の言葉がない人とは気持ちが離れていきます。

いい人間関係、仕事、良好な健康状態というのは全ての基本です。自分1人でこれらの関係を維持し続けるのは不可能ですし、自分を支えてくれる人がいるからこそ達成できて維持できるものです。そして、知らぬうちに自分自身も他人に対して知らぬうちに感謝の気持ちをもらっているはずです。

お金を得るというのはサービスの対価です。自分がサービスを提供してその対価を得ることで自分の生活が成り立っています。逆に自分ではできないことに対価を支払って社会は成り立っています。

スーパーで食材を買うこと、車にガソリンを入れる、電車を走らせるということは、自分1人では決して1人でできることではないです。野菜、魚、肉を一から自らの手で食品としてすぐ料理できるように揃えることはできないでしょう。

協力し合うことで成り立っているのが、社会であると思います。

その時にお互いで成り立っているのが感謝の気持ちになると思います。自分はサービスを受けて当然だなんて思っている人(結構多いですが)に支払った対価以上の価値を提供しようとなんて思いません。

感謝の気持ちが社会の満足さにつながりますし、クレームが多い息苦しい世の中が少しでも良くなればいいと思います。

今の日本は本当に便利な世の中で普通の感覚で生活していると当たり前という思いが染み付いてしまうのも無理ないです。そして、ニュースなどを目にするとネガティブな気持ちに自然になって批判的な視点が身についてしまいます。

なので、今の自分がどれだけ恵まれた環境にいるのかということを考えることが大切になるのかと思います。

この記事が少しでも何かを考えるきっかけになればいいと思います。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。


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