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Mリーグの変更点と来シーズン以降に期待すること

こんにちは。

2018年に開幕したMリーグは、今年で5年目を迎えます。

年々人気を上げており、今年もこれまで白熱した試合が展開され。Mリーグがトレンド入りすることも多数拝見されます。

私自身もMリーグは、毎試合見ており、32名のMリーガーの一打や対局結果にワクワクしながら見ています。

今年も開幕日に伊達プロが役満四暗刻をツモったり、黒沢プロが112,700点というMリーグの最高スコアを更新したり、話題がつきません。

さて、この記事ではMリーグの今年の変更点で非常にわかりやすくなった点と来季以降に改善してほしいことについても記事にしたいと思います。

1、今年の変更点でわかりやすくなったこと

①聴牌時の待ち牌表示

1番大きな変更点は、これでしょう。

選手名と点数が表示されている下の画面に待ちが今年から表示されました。

ちょっと目を離したうちにいつの間にか聴牌が入っていた時や、多面待ちなどで待ちが分かりづらい時には、非常に便利な機能だと思います。

②選手入場時のカメラのアングルの切り替え

選手入場時に今年から、麻雀卓側からではなく、選手入場口側からのアングルも用意されました。

前からではなく、後ろからのアングルからカメラを取ることで入場時の高揚感が上がりますし、その意味でも非常にいい取り組みだと思います。

③解説者の豊富さ

去年は、土田プロ、渋川プロ、藤崎プロがほとんどでいない時にゲスト解説者が担当するという形でした。

今年は、渋川プロがKADOKAWAサクラナイツに指名されました。レギュラー解説者として、昨シーズンまでMリーガーだった石橋プロと朝倉プロ、さらに最高位戦日本プロ麻雀協会の河野直也プロも解説で登場することも多くなりました。

様々な解説者の価値観を聞くことで視聴者側からも、非常にためになりますし、面白さがさらに増しますね。

さらにプレイヤーズ解説として、先週KONAMI麻雀格闘倶楽部の伊達プロが1人で解説を担当されました。女性の麻雀プロがMリーグで1人解説を担当したのは初年度の魚谷プロ以来でしょうか(2年目までは、毎試合見ていたわけではないのでもしかしたらもっといるかもしれません)。
女性プロの方が解説するというのも見ていて非常に興味深いです。実際に日吉プロと伊達プロコンビの実況解説は非常に面白かったです。

麻雀というのは、老若男女問わず楽しめるゲームの一つだと思います。今後のMリーグでさらに女性の解説が増えるとさらにMリーグ放送自体も面白くなりますね。

④スポンサーの増加

年々Mリーグのスポンサーが増加していますし、各チームへのスポンサーも増えています。

スポンサーが増えることで予算も増えますし、予算が増えることでサービスの幅が広がります。その意味でも今後のMリーグの将来のためにスポンサーが増えることは必要不可欠だと考えています。

スポンサーが増えるためには、Mリーグの麻雀自体の面白さももちろんのこと、パブリックビューイングなどのファンサービスの拡充も必要でしょう。今年から全国一気通貫ツアーも開催しており、年々ファンサービスは増えている印象ですね。

コロナ禍で様々なポロスポーツやイベントが中止を余儀なくされる中、Mリーグは2020年度の緊急事態宣言中のファイナル延期のみと最小限の影響にとどめました。その意味で、コロナ禍の巣篭もりを味方につけたのも非常に大きかったと思います。

今後のさらなるMリーグの発展に期待していますし、今後も何十年と続く人気コンテンツとして、発展してほしいですね。

⑤エンディングの変更

今年からエンディングがUVERworldの「ナノ・セカンド」に変更になりました。去年までのエンディングも良かったですが、今年からの新エンディングも迫力があって非常にいいですね。

UVERworldというと音楽に疎い私も流石に知っていますし、そんなトップアーティストから楽曲を提供されたというのもMリーグの発展を表すものだと感じています。

あと、余談ですが、サビの入りの「その幻想のままで〜♪」という歌詞はAbemaのコメントで「そのけんそのままで」と確かに聞こえてしまいますね笑。空耳コメントを打った人は凄いです!

以上、自分が今年からの変更点として感じたことを書きました。初年度から見ていますが、Mリーグも人気コンテンツとして定着しましたし、非常に楽しみですね。

2、来年以降のMリーグに期待すること

そんなMリーグですが、来年以降に期待したいことについて書きたいと思います。

①試合後のスタッツについて

昨年から試合後のスタッツで半荘ごとの立直回数、和了回数、放銃回数を紹介しています。試合を振り返る意味でも非常にいい取り組みだと思います。

ただ、スタッツを見て思うことがあります。和了回数が多くて放銃回数が少なくても順位が下になるケースが結構あるということです。

和了2回放銃0回でも和了2回放銃1回の選手より下の順位であることはよくあります。

これは、何が影響しているかというと平均の和了点と放銃点、あとは流局時の聴牌です。

和了2回でもその2回の和了点が1000点と2000点だと合計で3000点。流局時の1人ノーテンで4000点差がつきますから、これだけで収支は−1000点となります。

ということでスタッツに平均の和了点と放銃点も追加してもらえるとさらにわかりやすいスタッツになるのではと思いました。

本当は、スタッツに流局時の聴牌回数も追加すると尚いいですが、さすがにスタッツに項目を追加すると画面設計上見づらくなります。
平均の和了点と放銃点だけだと回数の下に表示することはできないのかなとも思ってしまいます。

今後の対局後の振り返りについてもどう進化していくのか期待したいです。

②Mリーグ実況の枠追加

現在のMリーグの実況は、日吉辰也プロ(日本麻雀連盟)、松島桃プロ(日本麻雀協会)、そして小林美沙さんの3名で代わる代わる担当しています。

3名とも素晴らしい実況でMリーグを盛り上げていることに大きな貢献していることは言うまでもありません。

ただ、麻雀実況は場の状況(待ちの残り枚数)や選手の表情を適切に伝えたり解説の方とコミュニケーションを取ったりと非常に大変な仕事だと思います。

しかも長時間対局になって選手がトイレ休憩に行けても、その尺を繋がないといけませんから解説者を残してトイレというわけにもいきません。

そんな実況の仕事を3人で回すというのは、負担が大きいと感じています。Mリーグは、月火木金の週に4日間開催されていますから、3人の中で誰か1人は週に2回実況を担当することになります。

しかも誰か1人休養すると2人で回すことになりますから、この負担はさらに大きくなります(実際に日吉プロ、小林プロが休養時には2人で実況を回していました)。

ということで、ゲスト解説を呼ぶみたいに週に1回はゲスト実況を呼ぶというのも形としてはありだと思います。

麻雀プロでも非常に実況が上手なプロはたくさんいますから、単純に一視聴者として、他の方の実況もMリーグで聞いてみたいという気持ちもあります。

以上、来季は実況担当についても枠を増やしてもらえるとさらにMリーグが盛り上がるのではと思います。

最後に

今年からの取り組みと来年以降の取り組みとして期待したいことについて書きました。まだ、今シーズンが4分の1しか終わっていないのに来シーズンの話をするのは時期尚早と思いもしましたが、思った時に記事にしないと忘れてしまいますからシーズン序盤で記事を書きました。

来年以降の取り組みとして、期待していることは、もちろん制約条件があってできないということもあるでしょうし、一朝一夕でできるものではないと思います。あくまで1ファンの意見として記事にしました。

Mリーグが始まって、1ヶ月少々経過しましたが、本当に毎日非常に白熱した面白い対局が繰り広げられています。

まだまだレギュラーシーズンも4分の1を経過した段階ですから、どのチームにもチャンスはあります。来週以降も非常に面白い対局が展開されるでしょうから、期待したいですね。

記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。


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