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ITという未経験の職種で1年間就業する中で感じたこと

こんにちは。

先週末で、今の会社に就業してから1年が経過します。

これまでは、食品関係の会社で計10年間ほど就業して、30代にして初めてのIT関係の会社に就職しました。

20代での就職、転職と30代での転職では、全く感じることが違うと思います。

さらに未経験の職種です。感じることはさらに多くおりました。

この記事では、IT業界で就業する中で大切なことを記事にしたいと思います。

大事なことは事実を説明する力

ITと聞くとパソコンに対する知識やプログラミング言語などの専門知識が要求されると第一に考える人もいるかもしれません。

私自身も就業前は、ある程度のITの知識がないと戦力にならないと考えていました。

しかし、実際に就業する中で感じたことは、(職種によるかもしれませんが)転職後の最初の段階では、専門の知識はそこまで必要ないということです。

業務に必要な知識は、OJTや仕事をする中で覚えていくものです。

大切なことは、他の関係部署との連携についてです。どの仕事もそうかもしれませんが、最初から最後まで1人でこなすことなく、関係部署と連携しながら仕事をすることが多いと思います。

仕事をする中で何か起きた時に事実を適切に伝える力は本当に大切になります。事実を伝えるなんて当たり前だろと思うかもしれませんが、これが場数を踏まないと結構大変で私自身も非常に苦労しました。

業務報告時に「私は、〜だと思いました。」という報告をするとあなたの感想を聞いているのではないというひろゆきさんみたいなことを言われて論破されてしまいました。

電話で報告することも多いのですが、電話で報告するときは相手方はこちら側の状況が分からないのですから、その状況を適切に伝えないと食い違いが発生する確率が高いです。なので、電話で連絡を取るときはさらに注意が必要です。

どの職種でも必要なことかもしれませんが、起きている事実を説明する力は本当に大切になります。

セキュリティへの意識は非常に強い

ITで就業する際に本当に大切なことは、なんと言ってもセキュリティです。

社員証や入館証を渡されますが、紛失したらITの場合は、始末書だけでは済まされません。

社員証、入館証には大事な情報が入っています。これらが見知らぬ第3者に渡ってしまうとどんな悪用がされるかわかりません。

もしこれが派遣先の社員証などの場合は、派遣先からの信用を大きく失ってしまい、最悪損害賠償を請求されるかもしれません。

私自身、入社時にケーススタディで入館証の紛失事例と派遣先でのSNS投稿については、入念に注意喚起を受けました。

どんなに仕事で成果を出して評価を受けてもセキュリティ違反を犯してしまうと一気に評価を落としてしまいます。

なぜなぜ分析やケーススタディで社内周知させるために本人が動画撮影させられたり精神的にもやられます。

最悪、派遣契約を打ち切られてリリースされてしまうかもしれません。

なので、セキュリティへの意識だけは最低限必要ということは心得ておきましょう。よく紛失しがちという人は本当に要注意です。

手順に愚直に従って仕事

一言でITと言っても範囲は非常に広いです。

開発、プログラミング、テスト、運用保守などのさまざまな職種があります。

私の仕事は、業務のことを理解している人が作成した手順書に愚直に従って作業します。そこから逸脱することなく粛々と作業することが求められます。

これは、職種によっては、想像力を発揮することが求められる仕事もあるとは思います。しかし、IT未経験でいきなりクリエイト能力が求められる仕事を振られるというのは、考えづらいです。

自分が思った手順の方が効率いいんじゃないと思って作業したとします。もしその時、問題が起きた時には作業者が勝手な判断をして仕事をしたと判断されて責任を問われてしまいます。

もし、自分がいい手順を思い浮かんだとしても上長に確認して、許可を得てから行うようにするのがいいと思います。
コンピュータ相手なら尚更です。どんな設定が行われているかを知っている人なんてほんの一握りです。

自分がになっているのはシステムの氷山の一角という認識で確実な手順を踏むことが本当に大切になってきます。

これくらい大丈夫だろという軽い認識が大きな問題に発展することになることがあります。

コンピュータというのは、会社の基幹システムを支える重要な基盤です。間違えた処理をした場合、業務に与える影響は計り知れません。ずっと気を張っている必要はありませんが、ミスを起こさないように慎重に正しい手順で作業することは求められるでしょう。

最後に

今回紹介したことは、ITに限らずどの職種で仕事をするにしても非常に大切なことだと思います。

しかし、IT転職後に非常に手厳しく指導されるのが記事で紹介した3つのことです。

感覚的に仕事をするというのは、ITでは求められないことが多く、理詰めで仕事をするということが非常に大切な印象を受けました。

他業種から転職して感じたこととして、少しでも参考にできればと考えています。

最後にITの資格に関することについてです。

参考ですが、私はIT転職にあたり入門と言えるITパスポートの資格を取得しました。IT業界のみならず、業務でITを利用する際に役立つ資格です。

ITパスポートよりも難しい基本情報技術者や応用情報処理技術者もあります。ただ、最初に挑戦する資格としてはITパスポートがいいと思います。

ITパスポートの場合は、独学でもある程度対応できます。私自身も上記参考書と過去問道場のサイトで試験を合格しました。

面接時のアピールにもなりましたし、興味があれば挑戦してください。

記事は以上になります。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。



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