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WinWinWiinというコンテンツを受け入れることが出来るか?

あんたもYou Tubeを始めとする動画サービスを堪能しているかい?

最近は芸能人と呼ばれるヒトたちがこぞって動画サービスでの露出を高めている状況になってきているよな。

中には、その番組のクオリティをテレビでの番組と遜色ないようなところまで挙げてきているものもある。

クオリティを上げるためにはそれなりのコストを意識してやっていく必要があるが、そのコストを負担する予算をひねり出すことが出来るヒトってなかなかに限られていると思うんだ。

今回は動画コンテンツを作り出すための予算をひねり出した先にあるものについて考えてみる回だ。

ちっと俺と頭を捻ってみないか?

You Tubeの動画クオリティ

今回、動画について考える切っ掛けをくれたnoteがあるんだ。
そいつがこれね。

みっきーさんが取り上げてくれたのが「WinWinWiin」という動画だ。

セットの背景とか見ているだけでベラボーな銭が動いている感じがする。

この企画はYou Tubeで大成功を収めている中田敦彦さんが絡んでこそ実現しているってことなんだろう。

でなければこの企画にお金を出すスポンサーを集めるっていうプロデュース能力が必要になるはずだ。

でも企業イメージってものがあるから、この3人を中心に起用する番組にお金を出す企業は限られていると思うんだ。
でも、視聴者としては、今3人がオモロイことはある程度知っているので、見てみよっかなぁ~程度の興味は容易に湧くと思うんだよね。

ちなみにこの動画を成立させるために一社名乗り挙げてくれている企業がいるそうだ。

それがこの企業さんだ。

locondoさんはスーツを取り扱う企業さんらしい。
お笑いとスーツってなにげに深い縁があるし、中田敦彦さんと宮迫博之さんはスーツのイメージが結構定着しているから、着目点としてはオモロイことを思いつく会社なんだね。

なにげに「やっぱこう言うパリッとしたスーツがこの二人には合うなぁ」とか「二人ともある程度節制しているんだろうなぁ」とかなんとなく考えて見ていたんだけれども、なるほどそう言うからくりかって感じだった。

このあたりもプロデュース力ってことなんだろうね。

手越祐也という男の戦略性

もう一つ見ていて思ったのが、手越祐也という人物の戦略性だ。

例の退所会見のときの動画が話題になったよな。

あの時も書いていたことを思い出したんだけれども、手越祐也という人物はジャニーズ事務所にいることで自分の可能性が狭まってしまう。
それ故に次のステップとしての退所という手段を選んだことが改めて今回語られていたんだよ。

特にオモロイと思ったのが「手越プロダクション」という方向性だ。

エンタメの才能を引き出す

曰く芸能界における「出る杭は打たれる」という悪癖を取り除いた芸能事務所を作りたいってことらしい。

コレってものすごい共感するんだよね。
ここ最近、ちょっとしたミスで謹慎を申し渡されて謹慎させられてしまっていた山下智久さんを始めとして、多くの芸能人はたった一つのミスから立ち直るキッカケを完全に失ってしまうようなケースが多々見える。

例え、そのミスが犯罪になった場合でも、然るべき罪を償ったのであれば、なんなら償うことを受け入れたのであれば、その人物が提供していたエンタメを世界に返して欲しい。
山口達也さんの事件があってからこっち、このことはものすごく自分の中で大きな考えになってきているんだよね。

手越祐也さん曰く、韓国は状況が違うってことらしい。

BTSがビルボードで1位を取るって実態がそのことを物語っているんだそうだ。
ビルボードで1位を取るためには本人たちのモチベーション、努力はもとより、根回し、草の根活動、言語の壁を取り除くことなど実に様々な努力の結晶としてあの実態が作り上げられているってことだ。

BTSと言えば、例の原爆Tシャツのニュースが俺の中では大きかった。

実際、日本のミュージックステーションでは彼らの出演を取りやめる事態になっている。

逆に日本の芸能人がこの手のTシャツで韓国のヒトを傷つけたとしたら、日本の芸能界、ひいてはそのコンテンツ消費者である俺たちはどう動くんだろうか?

きっとバッシングを始めてしまうんじゃないか?

純粋にそのヒトが提供しているエンタメを俺たちは楽しむ。
そのことにきちんと意識を向けることが大切なのかも知れない。

なあ、あんたはどう思う?

このWinWinWiinという芸能界の「出る杭」を俺たちは受け入れられ続けると思うかい?

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