コーヒーという飲み物と時間
あんたはコーヒーが好きかい?
俺は一時期、毎朝ドリップコーヒーを飲んで気合を入れて一日を始めていたんだけれど、最近はほとんど飲まなくなっちまったんだよな。
そういえばなんで飲まなくなったのかってぼんやり思っていたら、なんかドトールが苦戦しているってニュースが俺の低めのアンテナに引っかかってきた。
俺はワリカシあのドトールのコーヒー好きなんだけれどな。濃い感じで。
でも確かにコーヒーをたしなんでいるヒトってあんまり明確に意識することって少なくなってきているような気もする。
違うか。
俺が単純に在宅勤務がメインになっているから、そもそもヒトがコーヒーを飲んでいる姿どころか、直接ヒトを眺めることそのものが減っているってのもあるかもな。
今回はコーヒーにまつわるエトセトラに思いをはせてみる回だ。
あのシンプルかつ好みの分かれる飲み物について、たまには意識を向けてみるのもいいだろう?
なぜスタバは伸びてドトールはピンチなのか
上の記事でも書いてあったけれど、どうやら同じ喫茶店というカテゴリでもスタバは店舗数を伸ばしているのに、ドトールは減っているってのがあるんだそうだ。
その原因はそもそもコーヒーというもの単体では商売として厳しいという側面があるというまとめを上の記事ではしてくれている。
確かにネットをぶらついてみると、スタバのなんとかフラペチーノとかいろんなフードメニューの写真であふれかえっている。
対してドトールの写真を見かけた記憶はあんましない。
記事にもある通り、コーヒー単体では勝負にならんということなんだろうか?
スタバのコーヒーのバリエーション
とか言いながらも、スタバってコーヒーの種類も結構あるよな。
淹れ方だけでも4種類あるらしい。
ドリップコーヒー(アイス/ホット)
カフェアメリカーノ(アイス/ホット)
コールドブリュー コーヒー(アイスのみ)
コーヒープレス(アイス/ホット)
知らんかった。いっつもドリップしか頼んでなかったよ。
さらに豆に至っては、もぉ何種類あるんだってくらいに種類がある。
ドリップコーヒーは日替わりで豆が変わるから、自分好みの豆を探す宝さがしみたいな感覚もあるのかもしらんね。
スタバの場合なんとかふらぺちーのに目が行きがちだけれど、地味にコーヒーショップとしてのバリエーションを広げる企業努力ってのもやっているってことだな。
ドトールのコーヒーのバリエーション
対してドトールはどうだろう?
おおう、知らんメニューがそれなりにあるな。
ははーん、ほうじ茶ラテときたか。
ってコーヒーじゃないじゃん!
コーヒーとして銘打っているのはあんまり種類がないんだな。
ブレンド
アメリカン
エスプレッソ
なんつーかド定番だな。
こう眺めてみるとコーヒーショップとしての圧倒的な違いはそのバリエーションの幅ってことが言えそうだ。
俺たちがドトールに求めていたもの
で、ふと考えてみる。
今まで俺がドトールに行ったときってどんな時だっただろう?
こう言っちゃなんだけれど、高確率で「時間調整」だったと思うんだよな。
お客様に訪問するにあたっての約束の時間までの時間調整だったり、ヒトとの待ち合わせのための時間調整。
俺の場合ビビりだから、約束の時間があると必ず時間にある程度の余裕をもって行動するんだよね。
で、夏の暑いときや冬の寒いときとかだと、外で待つのってつらいので、その辺にあるドトールに駆け込むってわけだ。
特に夏場の空調の効いたドトールに何度命を救われたかわからん位だ。
そうなんだよな。
時間調節のための場所であって、長居することを目的とした場所でもなければ、飲食を楽しみに行く場所でもないんだよな。
そういう場所に求められていたのは「変わらない価値」ってやつだったのかもしれない。
ところが、ニューノーマルな環境は「ヒトとの待ち合わせ」というニーズを確実に削ってきているという感覚がないか?
世の中の変化と言ってしまえばそれまでかもしれないけれど、ドトールを取り巻く環境はそういう変化にさらされているってことなのかもな。
なあ、あんたはどうだい?
あんたの生活の一部にあったコーヒーってのがあったりするかい?
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