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一緒に働きたいやつを選ぶ仕事

あんたはどんなヒトと一緒に仕事をしてみたいって思うかなんて改めて整理してみたことがあるかい?

実際問題、世の中には実にいろんなヒトがいて、自分との相性の善し悪しなんて二元論だけで考えてみても同じステータスのヒトなんてのはいないって感じることが出来るほど多様性にあふれている。

実際の仕事現場ですらそうなんだから、採用現場ではもっとその多様性についての判断を求められているんじゃないかって想像するんだよね。

今回はどんなヒトと一緒に仕事をしたいのかってことを自分の中で整理してみようって回だ。

まあ、とあるオッサンの素直な感情にちっと付き合ってくれよな。

一緒に仕事をしたいと思うヒト

改めてこの一緒に仕事をしたいヒトってどんなヒトって聞かれたらあんたならどう答える?

ぶっちゃけ、今の職場の仕事仲間には実に恵まれていると思うんだ。

みんながやる気に満ちていて、オッサンの俺の気持ちを引っ張ってくれるような若者がたくさんいる。

俺は俺でそんな若者たちのフォローをどうすれば出来るかってのを考えたくなるし、そのフォローで若者たちがさらなる成果を積み上げてくれることもある。

そこでふと思うわけだ。

俺が一緒に仕事をしたいヒトと、会社にとって利益をもたらすヒトって必ずしもイコールじゃないのか?ってね。

これは俺が一般社員として経営層の課題を背負っていないからってのが非常に大きな要素としてあるとは思うわけだけれど、俺が仕事仲間に求めているのって「すげーやつ」「いいやつ」「オモロイやつ」くらいの観点でしか無いんだよな。

実際に売上を上げてきているやつ、利益率向上に対して策を練り上げて結果を残すやつ。

そう言う会社組織にとっての利益に直結する行動が出来るやつってのは俺の中の「すげーやつ」のいち要素でしか無いわけだ。

俺の場合はそれ以外に「いいやつ」「オモロイやつ」って要素を無意識のうちに相手に求めているってことなんだよな。

採用現場を想像する

でだ。
会社の採用を担務している部署ではどんな基準でヒトを品定めしているんだろうってのを想像してみる。

と言っても、俺自身は採用担当部署で仕事をしたことがないから、全くもっての想像にすぎないんだけれどさ。

採用担当部署の仕事ってのは見まごうことなき間接部門だから、どんだけ効率的に結果を残せるのかってのが会社組織から求められると思う。

それでいて、ポンコツを雇ってしまったら「オマイ何してくれてんねん」って不満を向けられる。
有能なやつを雇えても、その有能さってのはそいつ自身への評価なので、そいつを雇ったって実績は評価されにくい。

実に損な役回りだと思う。

なので、採用担当としてはどれだけデジタルに雇ったヒトを選んだ理由を表現できるかってことを求められていると思うんだよね。

そうだとすると、採用するヒトの学歴ってのは非常に都合が良い。
そのヒトの性格なんて言うファジーなものじゃなくて、〇〇大学の〇〇学部卒業って肩書があれば、評価基準としては共有しやすいもんな。

一緒に仕事をしたいヒトに一番求めていること

でもだよ。

さっきも書いた通り「すげーやつ」「いいやつ」「オモロイやつ」ってのが俺の求める仲間像なわけだ。

この3つの要素は学歴では保証されない。

確かに「こいつすげーな」って思うやつの学歴聞いてみると、名のある大学を卒業していたりするし、完全に学歴との因果関係が無いわけじゃないとは思うんだけれど、逆に学歴が凄ければ「すげーやつ」になるってのは成り立たない。

あくまですげーのはそいつであって大学じゃないんだよな。

すげーだけでもそうなんだから、「いいやつ」「オモロイやつ」なんてのは更に学歴とは因果関係が薄い気がする。

そう考えてみると、採用担当のヒトは日々この無理ゲーに勤しんでいるってわけだ。
なんとかならんもんか?

俺が採用担当だったら、「こいつと仕事してみたいやつだ」ってのは結構短い時間で感じることは出来ると思う。

実際、あんたの職場でも「こいつとはあうな」ってのを感じるのってそう時間をかけないだろ?

でも、その「あう」って感覚を言語化出来るのか。
デジタル化出来るのか?

こいつは別問題なんだよな。

この難しさを踏まえた上で考えると、自分自身が仕事仲間に対して価値あるヒトであろうとする姿勢ってのが俺たちが考えられる唯一の要素なのかもな。

俺たちを雇うと決める無理ゲーをこなしてくれたヒトに報いるためにもね。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちは俺たちの価値を証明し続けることで、どれだけのヒトを幸せにできるんだろうな?

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