人助けというエンタメ
九州の大雨、あんたもニュースで聞いているかい?
テレビをつければおっかない言葉が飛び交っている。
事あるごとに「命を守る行動を」と呼びかけまくっている。
今回の豪雨はいつ終わるかわからないって気象庁が伝えてくれている。
どうも、雨雲の元になっている空気中の水蒸気量って情報が必要になるらしいんだけれども、雨雲が発生している東シナ海に水蒸気量を把握できる観測点が無いので、海上の水蒸気量が把握できないのでいつまで雨が続くかがわからないってことらしい。
そんな記録的な豪雨に対して、動く人々がいる。
今回は、そんな動く人々について考えてみる回だ。
なぜ、動くのか。
そのことを、ちっと一緒に考えてみようぜ。
改めて西野亮廣のスゴさを気が付かせてくれた配信
まあ、このnoteを読んでくれているあんたは俺が西野亮廣さんに心酔しているってのはモロバレだとは思うが、それでも最近はそのスゴさに麻痺しちまっているようなところがあると思うんだよね。
もぉ、毎日間違いなく新しいことを初めてコレまでやってきたことも続けて、すさまじい情報量を配信し続けている西野亮廣さん。
その情報量に慣れてしまった俺は、今度の九州豪雨で西野亮廣さんが現地入りしたって話を聞いても、「おお、いつもどおりはえ~」くらいの感覚で捉えてしまっていた。
でもさ、その事に素直に心を動かされたヒトも普通にいる。
その中のひとりの配信を聞いたんだよ。
森下さんは俺と同じく西野亮廣さんのオンライサロンであるエンタメ研究所のメンバーなわけだけれども、非常にストレートに今度の行動に対する思いを語ってくれている。
聞いてみて思った。
いや、西野さんマジだなって。
って言うか、自分の感覚麻痺してたなって。
西野亮廣さんがなぜ九州に現地入りするのか
まず、西野亮廣さんは大雨特別警報が出たその日にクラウドファンディングを立ち上げている。
2020/07/07中までだったので、もう支援は出来ないと思うけれども、エンタメ研究所のメンバーに向けてソッコーでシェアされたので、ものすごい勢いで支援金が集まっている。
そのお金を使って現地入りしている西野さんが現地で必要なものをリサーチして現地にものを届けている。
助けているのはエンタメ研究所のメンバーで実際に困っているヒト。
さらにはそのメンバーの周りにいるヒトももろともに助けることで結果としてメンバーを助けるって離れ業をこなしている。
この構図は西野亮廣さんの非常に理にかなった行動だと思うんだよね。
まず、常日頃から西野亮廣さんはエンタメ研究所のメンバーを一人残らず助けます!と言い切っている。
この宣言は「海賊王に俺はなる!」と同じ意味だよな。
俺たちメンバーに物語を感じさせてくれるって言葉なわけだ。
この物語こそが、西野亮廣さんが九州に現地入りした理由そのものだと思うんだよ。
回り続けるシナジーマップ
俺たちメンバーも具体的に何かを救ってもらいたいって思ってメンバーになっているわけじゃない。俺たちが求めているのは「西野亮廣さんが誰かを救う物語」ってわけだ。
当然、その物語が具体化していけば俺たちメンバーはワクワクしながらこの未曾有の大災害を眺めることになる。
不謹慎だけれどもね。
その具体化された行動は、68,000人のメンバーが受け取って、情報として拡散されることになる。
しかもポジティブな情報としてね。
そして、エンタメ研究所のメンバーは増え、エンタメに突っ込むためのお金が増える。
エンタメに突っ込まれたお金は新たな物語を生み出して、さらなるメンバーを増やすってわけだ。
エンタメ共犯者を仕立て上げる
更に考え抜かれているのが、西野亮廣さんがそう言う作戦を考えているってことを俺たちメンバーが普通に想像出来るってことだ。
なんにも知らないで、西野亮廣さんの九州に現地入りのニュースを見ていたら「なんていい人なんだろう」って思うか「売名行為をしやがって」って思うかくらいしか感想を持たないと思うんだよね。
ところがエンタメ研究所のメンバーになると、今回の九州に現地入りは西野さんの作戦の一貫だって普通に思える。
しかも、その作戦行動そのものがエンタメだから、単純ないいヒトって感想にも、売名行為だって感想にもたどり着かない。
シンプルに西野亮廣さんの冒険譚を楽しむことが出来るってわけだ。
しかも、その冒険譚にクラウドファンディングという形で俺たちはまんまと巻き込まれているってスンポーだ。
普段から西野亮廣さんの投稿を読んでいると、その冒険譚が当たり前に感じてしまって、俺の感覚がちょっと麻痺してたと思うんだ。
そこを森下さんの音声配信は思い出させてくれたんだよね。
さて、あんたはどうだい?
あんたの冒険譚は誰かをワクワクさせているかい?
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