本を出すための新しい仕事
誰かの言いたいことを形にする。
そんな仕事をあんたもしたことがあるかい?
俺たちはいろんなことを経験しながら、その各々の経験の中で感じたことを処理し続けている。
ときにはその処理結果を周りと共有したり、インターネットを通じて表現したりしていると思うんだよね。
そんなあんたの感性をもっと多くの人に届けたいって思うときもあるよな。
SNS隆盛の時代になっても、俺たちの発信力ってやつはなかなかに広がりを見せていくことは結構なハードルがある。
今回は、誰かの感じたことを形にするって仕事について考えてみようって回だ。
あんたのイイタイコトももしかしたら、もっと世の中に広めることが出来るのかもしれないぜ?
高橋一彰さんは言ったとさ
今回のこのnoteを書くきっかけをくれたのが高橋一彰さんから聞いた今年の抱負ってやつだった。
https://www.facebook.com/kazsan71
高橋一彰さんは2017年に行われたビブリオバトルって本を紹介するのを誰が一等うまくできるか大会みたいなのでゲスト特別賞をもらったって御仁だ。
シンプルにスゲェな。
で、そのカズさんが今年取り組もうとしていること。
そいつがブックライターってやつだ。
ブックライターってのは、俺たちが良く知っている言い方だとゴーストライターになる。
ただ、ゴーストライターは著者に完全に成り代わって本を書いたり、音楽を作ったりするのに対して、ブックライターはブックライターとしてその本造りに関わったことを表に出すってことが違うらしい。
堀江貴文さんの本は、ほとんどブックライターがインタビューを介して作られているって話は他ならぬ堀江貴文さんの本の中で書かれていた。
時代が変わってきているなぁって思ったのを思い出したよ。
ブックライターという仕事が提供するもの
ゴーストライターと違って、ブックライターという仕事は著者の言いたいことをまとめて本というメディアに変えていくって明確に存在を認められた存在だ。
本というメディアを作っていくにあたって、明確に役割が与えられている仕事ってことだそうだ。
著者はその本で描き出したいことを明確化して、ブックライターがそれを文章や図表を用いて表現していく。
アメリカではこのブックライターという職業は結構認知されてきており、著者と同じようにブックライターとして表紙に名前が書かれるようになってきているということだ。
日本の場合は、まだそこまで浸透している職業ではなくて、構成とか編集協力という表現で表紙に著者と同格として表記されるようにはなっていない。
なるほど、なんでもアメリカがスゲェってわけじゃないんだろうが、この点については、アメリカの動きの方がなんつーかフェアだよな。
で、そのブックライターが提供する価値ってのがなんなんだろうって考えてみる。
SNSの浸透によって、すべてのヒトが表現者になっているという現代。
それでも、本を出すってヒトはまだまだレアだ。
本ってやつは、SNSとは違う構成力が必要になってくる。
各章立てのなかで表現したいものを組み立てつつ、本全体で表現したいものを章ごとの表現を組み合わせることで作り上げていく必要がある。
SNSでの表現スキルと本の表現スキルでは明確に必要となるスキルが違うわけだな。
となると、俺たちの表現したいものを整理した上でブックライターの力を借りることで、本を出すって選択肢が出来ていくってことなのかもしれない。
これって結構すごくね?
ブックライターという仕事を活用する
とは言え、まだまだ日本ではブックライターという仕事の認知度は低い。
実際、どのくらいの仕事があるんだろう?
ちっとクラウドワークスで調べてみたけれど、まだまだ案件は少ないみたいだね。
そうなると、ブックライターを仕事にするってことは、どうやって著者さんを捕まえるかってのがワリカシ大切になってくるんだろうな。
逆に言えば、俺たちの表現したいことをブックライターに相談すれば、俺たちも本を出すことが出来る道筋が出来てきているってことなんだろうな。
なあ、あんたはどうする?
俺たちの表現したいことをまとめてカズさんに相談してみたらいいんじゃないか?
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