自分のなりたい明日の自分
あんたにもなりたい自分ってやつがあるかい?
コイツばかりはどうしたってイメージの領域を超えることが難しいことだと思うんだけれども、今の自分よりもより良い自分ってやつがあるって信じることって、俺たちが心地よく過ごすためにものすごく重要なことだと思うんだよな。
ところがだよ。
このより良い自分ってやつは、「こう言う自分」って言葉にするのってものすごく難しい。
例えば、お金持ちになって、自由に使えるお金が増えた状態ってのは状態の変化でしかなくて、「こう言う自分」っていう自分が主体の変化じゃないじゃんか。
じゃあ、お金を稼ぐことが出来る自分ってことかって言うと、それはなりたい自分の外面の一つかもしれないけれども、感覚的にそれって全然本質を捉えていないと思うじゃんか。
今回は「お前はどうなりたいんだ?」って問をちょっと真正面から考えてみようって回だ。
まあ、こう言う青臭いことを言うオッサンがいてもいいじゃんか?
ちっと付き合ってくれよな。
なりたい自分を言葉にしてみる
まあ、本質を捉えられるとは思えないんだけれども、今の俺がなりたい自分ってのを無理やり言葉にしてみる。
俺はどんな俺になりたいのか。
やっぱり、具体的な言葉には出来ないけれども「立派な大人になりたい」ってのが俺の感覚に一番近い。
でだ。
俺の言う立派な大人ってどんなヒトだって話だ。
なんでこんなことをいきなり考え始めたんだって?
この音声配信を聞いたからなんだ。
森下由理さんは意見交換をオンラインサロンで結構やらせてもらっているヒトなんだけれども、活動の根っこに自らの意見ってのを据えているって印象を持っているヒトなんだよね。
まあ、他の音声配信も気になったら聞いてみてくれよな。
なるほどなあ。
過去の自分が今の自分を作り上げているってのは真理だと思うわけだ。
その上で、明日の自分を作り上げているのが今日の自分だってのが真理だとすれば、俺はどんな明日の自分を望んでいるのかってことを明確にする必要があるよな。
目的が明確化されていなければ、計画の立案のしようがないもんな。
自分のなりたい明日の自分
で、改めて自分のなりたい明日の自分ってやつを言葉にしようとしてみる。
これがまたたまらなく難しい。
なんつっても「やりたくないこと」はいくらでも思いつくけれども「やりたいこと」ってのはなにげに難易度が高い。
いや、ゲームやりたいとか、うまいもの食いたいとかそう言うのはあるかもだけれども、「それをやっている自分を誇れる自分」ってのを具体的に想像するのって結構難しい。
あえて言うなら誰かに問われたときにその問を投げかけたヒトが前向きになれる答えを返せる様になりたいって感じかね。
いやはや、どんだけの人格者になりたいと思ってんだ俺。
ヒトを前向きにさせるヒト
じゃあ、その「誰かを前向きに出来るヒト」になるためにはどんな事ができるようになる必要があるんだろう?
おそらくは、相手の気持ちがよくなることの本質をきちんと理解するってのが大前提だよな。
つまりは相手の「なりたい自分を想像できる」ヒトってわけだ。
……いやいやいや、どんだけ難しいんだそれ。
自分のなりたい自分を言葉にすることだって相当の難易度なのに、自分でない誰かのなりたい自分を言葉にするって無理ゲーそのものじゃんか。
多分だけれども、そのヒトがなりたい自分ってのを言葉にできるのはそのヒト以外には出来ないと思うんだよな。
だったらだよ。
相手のなりたい自分を言葉で相手から引き出せるヒトってのが俺のなりたい自分ってわけだ。
それに必要なものはなにか?
相手に信用されて、
相手から言葉を引き出して、
それを相手に納得出来る形にできるヒト。
それが俺のなりたい自分ってことなのか。
相手から信用を得るための努力。
相手から言葉を引き出す努力。
相手の言葉をきちんと整理する努力。
それが今の俺がなりたい自分になるための努力ってことなのかもしれないな。
なあ、あんたはどうだい?
あんたのなりたい明日の自分を言葉にしてみないかい?
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