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立派な大人になりたいと思う

あんたも仕事やプライベートで色んなトラブルにまみれていると思う。
もぉ、なんだ。
大人なんて生きているだけで偉いんだよ。

なんでだって?
だってそうじゃん。辛い思いをしたときに家族や親しい友人にそのことを愚痴ったら、「カッコ悪い」って呪いをかけられているんだぜ?

なに?そりゃ子どもだってそうだろって?
もし、ホントにそう言う愚痴を言い合う友人や親がいない子どもはメチャクチャ不幸だと思う。
少なくとも、大人は子どものそう言う愚痴を一回受け止めるってのは必要なことかもしれないな。

いや違うな。
大人だってキチンと受け止めないといけないよな。

今回は大人が失敗したときにそのことをどう受け止めるのが正解なのかを考えてみる回だ。

ちっと生き方について考えてみようぜ。

原因を自分の中に求める大人

今回、改めてこの「大人の失敗」ってキーワードについて考えさせてくれたnoteがあるわけよ。

みんな大好き、元自衛官で冒険者の源田さんだ。

源田さんは駐禁切られてしまったそうなんだけれど、その失敗に対して自分の感情をかき乱されたそうなんだ。
まあ、そうだろうなぁ。
自分に突如降り掛かったピンチに対して感情がかき乱されるのはヒトって生き物の仕組みそのものだもんね。

こっからが源田さんのスゲーところなわけだけれども、そのかき乱された感情をキッチリと理屈で立て直したんだよ。

ああ、これは自分の中に原因があるってね。

俺がワカゾーの頃に習ったこと

この自分の中に原因ってのを探しに行くってのは、実に俺にとって共感できる話だ。

俺がワカゾーの頃に先輩から叩き込まれた事がある。

「自分のせいにしろ」だ。

仕事をしていれば、なんかしらかのトラブルは発生する。
そのトラブルに巻き込まれるたびに「なんで俺だけ」って思っちまうのが普通だと思う。

ところが先輩は「自分のせいにしろ」と言った。
言われた瞬間は意味がわからない俺。

先輩はこう説明してきた。
「自分のせいに出来たなら、それは自分で修正できることを発見出来たってことだ。」
「お前自身は成長し続けなければならない。そのためにもお前はお前のミスを見つける必要がある」

これってさ。
俺の会社員人生の中で、結構根っこの方にある考え方なんだよね。

なりたい自分

この自分を見つめ直し続けるって価値観は、俺のなりたい自分って姿にリンクしていると思うんだ。

どんなやつになりたいんだって?

そら決まってるさ。
「立派な大人」だ。

何だそれって感じか?
まあ、そうだろうなぁ。

俺の中で立派な大人ってのは一言で言えば「周りよりもちょっとだけ努力するヒト」だ。

周りのヒトよりもちょっとだけ問題意識を持って、ちょっとだけ解決のために考えて、ちょっとだけ周りのヒトを巻き込んで、ちょっとだけ周りのヒトの幸せを願う。

そう言うヒトのことを別な言葉でなんて言うか。

「ヒーロー」だ。

このヒーローってのは決して正義の味方じゃない。
自分の好き勝手で、周りのヒトを救いたいと思っているただの物好きだ。

気がつくと、周りのヒトの笑顔がなければ自分が笑顔になれないって事実に気づいてしまったヒトだ。
「誰かの幸せ」という呪いから逃れることができなくなってしまったヒトだ。

何処かの誰かの未来のために、目の前にある仕事をやめることすら出来ないヒトだ。

そんな哀れで普通のヒト。
そんなヒトに俺はなりたいんだ。

宮沢賢治もそうだったんだろう。
高山幸太郎もそうだったんだろう。
高杉晋作もそうだったんだろう。

歴史を彩る様々なヒーローたち。

源田さんは、そんなヒーローたちの踏んできた道を歩もうとしている様に見えるんだよ。

歴史に名を残すって話ではなく、歩き方の話だ。
自分のせいに出来るってのは、それだけでなにかの扉に手をかけているってことになると思うからさ。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちは俺たちの望むままに、何処かの誰かの未来を手に入れる事ができると思うかい?

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