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あの頃の全力で楽しんでいた俺たち

あんたは最近の小学生について思いを馳せることがあるかい?

さて、のっけからクイズと洒落込もう。

この写真のぶつ。何物だか分かるかい?

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まあ、元が2リットルペットボトルだってのは分かると思うが、そいつをぶった切って、不織布を突っ込んだ代物だ。

我が息子が小学校から作るようにミッションを与えられてきたものなんだが、どうもこれ、いちごを栽培するための植木鉢ってことらしい。

いやぁ、小学校教育ってやっぱこう言うアイテムはどんどん変わってきているんだなぁってのが実感だ。
俺たちのときはこんなのなかったよな?

今回は、小学生としての自分たちの記憶と、親としての今の小学生生活を比べてみようという回だ。

まあ、どんだけ変わってきているんだろうな?
ちっと付き合ってくれよ。

休み時間の遊び方

俺たちの小学生の時の休み時間。どんなことやって遊んでいたか覚えているかい?

小学校低学年くらいのときなんて、学校の休み時間に出来ることっていったら、とりあえず体を動かして遊ぶしか無かった気がする。
登り棒をどれだけ早く登れるかとか、ドロケイとかして遊んでたような気がするよな。

って言っておきながらルールを綺麗サッパリ忘れている事に気づいたので、例によってWikipedia先生に聞いてみよう。

警察組の者による泥棒組の者の全員逮捕を目的とする。
警察組の者は、泥棒組の者を捕まえて一定の秒を数えるかタッチする(触る)ことで「捕まえた」ことになる(牢屋まで連行しないと捕まったことにならないルールもある)。
捕まえた泥棒組の者を集めておく場所を、「牢屋」などと呼ぶ。
牢屋は、後述する性質上、周りが壁に囲まれているような場所なら警察組の者に有利に、逆に周りが完全にひらけていたり、見通しが悪いと泥棒側に有利に働く。牢屋決めは双方のチームの最初の駆け引きと言っても過言ではない。
泥棒組の者は、仲間に助けられる(仲間が既に捕まっている者にタッチする)と再度逃げることができる(もっとも、警察組の者の隙を見て、タッチされていないのに逃げる者もいる)。
泥棒が再度逃げることができるようになるためには2つのパターンがある。
出典:Wikipedia

なんとなく思い出してきたけれど、このルール無限に捕まえるのと逃亡することを繰り返す感じのルールなのな。
さすが小学生。

で、我が息子に聞いてみた。
休み時間何して遊んでるの?って。

「本読んでる」

……いやなに?そのお勉強できる子みたいなやつ。
鬼ごっことかそういうのじゃないのか?

「鉄棒もやっている」

なるほど。どうやら、1人で遊ぶってのがトレンドらしい。

ネット社会による趣味の多様化がこんなところにまで来ているってことなのかも知れないね。

家での過ごし方

俺の記憶だと、小学校低学年のころは、わりかし1人で友達の家に遊びに行ったりして、インドア系の遊びをしていた気がする。

例えば人生ゲームやってみたり、立体四目並べしてみたりさ。

最近の人生ゲームはエクストラステージが追加出来るのな。

おもちゃの進化ってすげぇ。

俺たちの頃は、「火星人にさらわれる」とかがコマにあった気がするね。
ちょっと気になったので、人生ゲームの歴史をまとめてくれるサイトを探してみた。

……多分遊んでたの2代目だな。きっと。

で、今。
我が息子はニンテンドースイッチでスマッシュブラザーズやらドラゴンクエストビルダーズ2とかに興じている。

こればっかりはより刺激的な遊びに行くのは当たり前かも知れないよな。

でも、このあたりのITを使わないゲームの楽しさってやつも伝えていきたいもんだよな。

小学生低学年という純粋に楽しいことをやる時期の意味

ぶっちゃけ、俺たちオッサンは何が楽しいのかなんてすっかりわからなくなっている気がする。

小学校低学年の頃に夢中になっていたドロケイも人生ゲームも今は全くやっていない。
とか、書いてみたが人生ゲームは超久しぶりにやってみたくなってきたけれどね。

まあ、なんで俺たちは小学校低学年のころの楽しさを楽しめなくなってきたのか。
体力が落ちた。
みんなの都合がそんなに簡単に合わないから、というか合わないと思っているから、集まれない。

でもさ、いい年したオッサンが全力でドロケイしてたら、結構楽しそうだとは思わないか?

なんかめちゃくちゃ戦略性が高まりそうな気がするし。

多分だよ?
多分俺たちは、やればその時楽しかったって記憶が速攻で蘇ると思うんだよな。

その楽しみを得られない理由は、要するにやらないだけ。

あんなにも自然に俺たちは「楽しんでいた」はずなのにな。

なあ、あんたはどう思う?

俺と一緒に人生ゲームやらね?(違)

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