アメリカのイメージ戦略
あんたは中華人民共和国に対するイメージが悪化の一途を辿っているなんて言うニュースを眺めたりしたかい?
なんか、オーストラリアとかは石炭の絡みがあるから、感情悪化ってのはわからんでもないけれど、欧州、東南アジアとワリカシ総スカン食らっている感じだってニュースが流れている。
おう、そうなんか。
と思いつつ、いや、ここに出てきてないアフリカどうなんよ?って思ってちっと見てみた。
アフリカについては、結構な資金が中国から流れ込んできているって前提があるので、ワリカシ賛否両論があるみたい。
ただ、日本語のサイトだけでは実際のところよくわからんね。
アフリカのヒトの直の声ってどっかにあるのかな?
探し方がよくわからん。
※言語もすげぇ多様な上に、そもそもネットで発信しているヒトの割合が少ないとも聞くし
今回は中華人民共和国という国に対するイメージについて考える回だ。
ちっと俺たち個人のイメージってやつについて考えてみようぜ。
アメリカ合衆国という国が作り上げているイメージ
ぶっちゃけ、さっきの記事が書いている調査ってのはアメリカ合衆国の組織が調査した結果ってことなので、中華人民共和国の立場から考えると、そんなんいい加減じゃんってなるかもしれない。
特に、流行病の起源みたいなことを前提としたアメリカ合衆国の発表を見ると、科学的根拠があるということだけを言ってはいるものの、その実態としての根拠みたいなのは極秘扱いで出てきてないっぽい。
そうなってくると、その中華人民共和国起源って理屈を信じる方法がまだないって状態なわけなんだよな。
それと同時に中華人民共和国の武漢研究所から流出したのではないって言う主張も同じ様に根拠が示されているわけじゃない。
要するに何一つ客観的に判断できる情報がないってことなんだよな。
そう考えれば、アメリカも中国もこぞってイメージ戦略をかましているってわけだ。
個人としてのイメージ
ぶっちゃけだよ。
俺個人が仕事で関わった中華人民共和国のヒトのイメージってなると、ホントヒトによって千差万別って感じがする。
めちゃくちゃ制約条件のキツイ中できっちり成果を残してくれたヒトもいるし、まるきりサボりまくっているとしか思えないような仕事をしてくるヒトもいた。
要するにお国柄とか、そう言うでっかい主語で語れる様な印象はないんだよな。
ただ、政府の対応となるとちと意味が違う様になってくる。
中国共産党の場合は、明らかに情報をオープンにしないってことが多いと思う。
それに対してアメリカ合衆国は良くも悪くも「ルールに則って」情報公開をしていると思う。
逆に言えばルールが定めていたら情報公開しないってわけだ。
つまり、国の差って意味では、情報公開される基準が明確になっていない中華人民共和国とルールだけは明確になっているアメリカ合衆国ってことになると思う。
この差ってのが俺としては決定的な差として感じられるんだよな。
アメリカのイメージ戦略の先
仮にだよ。
アメリカのイメージ戦略が100%うまく言ったとしてだよ。
それでもって世界中が中国共産党よろしくないってイメージが定着したとしてだよ。
その状況で、中国共産党はどういう行動に出るんだ?
だって、民主主義じゃないんだぞ?
なんかしら中国共産党が暴発的な判断をしたとしても、中華人民共和国に住んでいる人民の皆さんはなんも出来ないんだぞ?
で、そんなことはアメリカ合衆国の中枢でも理解しているわけだから、ある程度追い詰めておいて、打開策を提示していくって方向になるわな。
その打開策ってなんだ?
ってか、アメリカにとって中国共産党の最大の脅威ってなんだ?
たぶん、核攻撃をアメリカ本土にされることだよな。
いきなり核ってことよりは、中国人民軍による軍事的な占領活動を止めたいはずだ。
具体的には台湾有事ってやつだな。
だって、あそこのあたりの海域が不安定になったら経済的な損失はえげつないことになるもんな。
そのためにはアメリカ合衆国だけの戦力だと不十分で、周辺各国の協力が必要になる。
台湾ってことを睨んでるんなら、アフリカの対中感情をアンケートしていないのもワリカシ理屈が通る。
アフリカの対中感情はワリカシ良いって話も聞くもんな。
なあ、あんたはどう思う?
このイメージ戦略の行き着く先には何があると思う?
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