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ちょっとだけ大事な話#44 母という存在


こんどう治療室です


お仕事にキャンセルがあり時間ができたので
母の面会に行った帰り道の電車でnoteを書いています


久しぶりに見る母の顔は入れ歯を入れてないからかクシャッとちっちゃくなってた

職員さんに聞くと、入れ歯が合わなくて直ぐ出てきちゃうとか
身体全体がどんどん小さくなってるから 
いくら作りなおしても、、って感じらしい


今日も2時間くらいしか寝てないかなぁ
とおっしゃってたので少しマッサージさせていただくことに

ベッドマット敷いてくださり 母に横になってもらう 小さくなったなぁ


殆ど椅子に座って過ごしてるからか
脚が浮腫んで 膝やら肘やら関節はこわばってる

筋力は筋ばって細い

運動しなくなると筋肉はこうなるのね、って見本みたいだった

強く刺激すると切れちゃいそうで怖い
優しく手のひら全体でやんわりと揉み始める

少しずつ 範囲を狭く 深度を深くしていく
少しずつ
少しずつ
母の脚が柔らかく弾力を取り戻してゆく


もっと来てあげられたらな


ごめんね


お母さん


ごめん

何だか 本当 ごめんとしか言いようがない


正直


名前を呼んでくれなくなってから
あなたに会うのが怖いんだ

私を認識してもらえないあなたにあうのが辛いんだ ごめん



腰も座り通しで硬かった


首や肩周りは肉が全然なくて


肩の可動域も小さくなってた
あんまり無理にストレッチして脱臼されても怖いのでやんわり

ゆっくり


ゆっくり


優しく


でも なかなかじっとしててくれなくて


30分程で起き上がってしまった



職員さんがトイレの介助してくださるのを見届けて 帰ってきました


小さく 弱くなっていく親を見るのは辛いけど

これって子供の役割だよね


昔だったら家でみんな年寄りみてたんだものね


今はプロの手を借りて 自分たちは普段の生活できるんだから 凄い時代だ


私自身が母の年になるころには
ロボットが更に進化していて 自宅でロボットに介護してもらってるんじゃなかろうかと

呑気に想像している



どうだろうね


何かあれはさっさと施設に入れます

と長女には言われています


できるだけ自宅で過ごせるように!
今日も筋トレ頑張ろう!

皆さまも筋トレしてね


読んでいただきありがとうございました


帰りにいつもの箱そば!
ご馳走様でした

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