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『稲葉将』 ~野球から、パラ馬術に挑戦した少年~

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おーーーっっっ久しぶりですっ❕❕✨

皆さん、いかがお過ごしですか??

ご無沙汰Dブルは、すこぶる元気です💪💪

久しぶりのインタビュー企画、
今回は、「稲葉将」選手です。

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稲葉将選手は、パラリンピック競技・馬術の選手で、
昨年開催された、東京パラリンピックにも出場しました👏

早速、稲葉将選手にお話を伺っていきたいと思います✋

それでは、インタビュースタート🎤✨

【自己紹介】

D🐶:はじめに、自己紹介をお願いします!

稲葉👨:東京2020パラリンピック馬術競技日本代表キャプテン稲葉将です!

D🐶:パラリンピックのキャプテン✨あとでパラリンピックのお話は聞かせていただきます!
まず、これまでのスポーツの経歴を教えていただけますか?

稲葉👨:小学校2年〜5年頃まで野球をやっていて、その後、乗馬・馬術に転向しました。

【野球から馬術へ】

D🐶:野球から馬術に転身するってとても珍しいことだと思うんですが、その時はどんな心境だったんですか?

稲葉👨:自分自身も知らない世界へ飛び込む形となりましたが、元々動物は好きだったのでとりあえず何でもチャレンジしてみようという感じでした!

D🐶:かっこいい!素晴らしいすぎる✨
それでもなかなか馬術をするきっかけは多くないと思うんですが、馬との出会いはなんだったんですか??

稲葉👨:馬に乗り始めた当時は今のように馬術を競技としてやろうとは全く考えていなくて、自分の身体のリハビリのためのホースセラピーを、母の勧めで三浦海岸近くにある乗馬クラブを訪れたのが最初の馬との出会いでした。

D🐶:そうした馬とのふれあいから、馬術に挑戦することは簡単ではないと思うんですが、覚悟が決まった出来事はありましたか?

稲葉👨:東京パラリンピック開催が決まり、自分も何かチャレンジしてみたい、やるからには絶対東京パラリンピックに出場するんだという思いで競技を始めました!

D🐶:東京でのパラリンピックが一つのきっかけだったんですね💡開催が決まった時の気持ちの高まりは忘れられませんね!
その中で、馬術は動物と力を合わせる特殊な競技だと思うんですけど、馬と競技する中での大変なところを聞かせてもらえますか?

稲葉👨:オリンピック・パラリンピック競技の中で唯一動物と一緒に競技をする馬術競技ですが、お互いに意思のある生き物同士だからこそ、自分以上に競技パートナーである馬の体調管理に気を遣うところです。また実際の競技会やトレーニングでは、馬への指示の強弱なども日によって違うのでその日の良い感覚/良い状態を見つけ出すまでが少し大変なところかなと思います。

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D🐶:日頃からパートナーと意思疎通して協力していくことが重要で、
それでも言葉が通じなかったり、大変だと思うんですが、その中で気をつけていること、意識していることはありますか?

稲葉👨:やはりパートナーである馬が最優先で過ごしやすい環境を作ってあげることと、馬は言葉を話さないので、パートナーの馬が「どんなとこを考えているのか」や「何をして欲しいのか」など読み取ってあげられるように乗るだけではなく、手入れなども自分で行い、コミュニケーションを多く取るよう意識しています。

D🐶:(すごく繊細なんだ…😲)すごい。。。
先ほども、オリンピック・パラリンピック競技の中で唯一動物と一緒に競技をする馬術競技というお話がありましたが、馬がパートナーだからこその魅力や素敵なことを教えてください

稲葉👨:動物相手だからこそ失敗や上手くいかないことの方が多い分、自分の指示が上手く馬に伝わった時やともに良い演技が出来た時の達成感は他の競技ではなかなか味わえない魅力の1つだと思います。

【パラリンピック出場!】

D🐶:それはすごい😲心もすごく重要なスポーツですね。。
パラ馬術の魅力を存分に聞かせていただきました✨
お待たせいたしました。先ほど冒頭でお話が出ましたが、稲葉選手は東京パラリンピックに出場された選手です。
パラリンピックという場で競技してみて、率直な感想を聞かせてください!

稲葉👨:今回は無観客開催となってしまいましたが、それまで出場してきた競技会場とは全く異なる雰囲気でとても緊張しました。そんな中で会場にいるボランティアの方々やオンライン配信等でたくさんの方々に応援して頂きとても心強く、たくさんの方々に支えて頂いたおかげでパラリンピックという大舞台で自己ベストのスコアを頂くことが出来ました!

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D🐶:あれだけの舞台で自己ベストってすごい!✨
パラリンピックといえば協議の場もそうですが、選手村も気になるところなんですが、選手村ではどんな感じだったんですか?

稲葉👨:今回はコロナ禍だったので、他国の選手や他の競技選手との交流はほとんどなかったのですが、選手村の食事は様々な国の料理があって、飽きずに過ごすことが出来ました!
トレーニングスペースや選手村内にも公式ショップ、美容室などもあって、練習との切り替えをしつつ不自由なく滞在することが出来ましたよ!

D🐶:(選手村での裏話とか今度聞いてみたいな笑)
そうだったんですね!中での生活はすごく気になります~💡
東京パラリンピック出場して、お友達や地元の方々からの反響はありましたか?

稲葉👨:地元でものぼりや横断幕、壮行会などを開催して頂いたり、普段は連絡を取ることがない小学校時代の友人も連絡をくれたりと自分が思っていた以上に多くの反響があり嬉しかったです!

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【今の目標とは?】

D🐶:これだけの経験をされ、結果を残してこられた稲葉選手ですが、今の目標をお聞かせください!

稲葉👨:今年8月にはデンマークで世界選手権が開催される予定なので、世界選手権の舞台で再び自己ベストのスコアを頂けるよう頑張りたいと思っています。

D🐶:8月ですか!💡
その世界選手権はどのように見ることができるんですか?

稲葉👨:今回はどういった形で観ることが出来るのか定かではありませんが、前回の世界選手権の際はYouTubeやFacebookで中継されていたので今回もそのようになるのではないかと思いますので、ぜひ応援お願いします!

【メッセージ】

D🐶:我々は応援しています!!!(みんな応援しよーっ!📣)
もっと詳しくお話を聞きたいところなんですが、お時間が迫っているとのことで、最後に子どもたちにメッセージをお願いします!

稲葉👨:まずは自分が好きなことや興味のあることを何でもチャレンジしてみること!そして、その上で、楽しみながら続けていくことが大事かなと思います!

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D🐶:ありがとうございます!
チャレンジすることは子どもも、大人も大事なことですね✨
素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
8月のデンマークでの世界選手権、頑張ってください!!
この度はありがとうございました😄

稲葉将ホームページ
■Instagram
Twitter

[プロフィール]
※障がい:先天性の脳性まひによる両下肢まひ
〇1995年5月23日(26歳)生まれ、 神奈川県横浜市出身
〇2014年 横浜高等学校 卒業
〇2018年 東洋大学 国際地域学部  卒業
〇シンプレクス株式会社  所属
〇日本障がい者乗馬協会(JRAD)強化指定選手
〇日本馬術連盟(JEF)騎乗者資格 B級

【一般社団法人 日本未来スポーツ振興協会】

各家庭における経済的事情・環境的な事由により、スポーツに取り組むことが難しい子どもたちへ、スポーツを始める為のきっかけづくり、続ける為のサポートとして用具提供を行います。誰もがスポーツを楽しめる環境づくりをサポートし、年々減少し続ける国内スポーツ競技人口の増加と共に、一人ひとりの豊かな人格形成と成長を目指します。 用具支援・寄付・スポーツ経験者専門転職・FANB導入・イベント開催をご検討の方は弊社ホームページもしくはお問い合わせアドレスにご連絡ください✨
HP:https://jf-sports.or.jp
IG:@jfsgram
TW:@DUGOUT31791679


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