貧(しい)司(法書士)

貧しい、、、お金ない、、、、つらい、、、そんなつぶやきが同業者から聞こえてくることありませんか?それを真に受けてなのか、司法書士食える食えない論争、コスパ良い悪い論争がしばしば勃発します。

元来真面目な人が多いと思われるこの職業、日本人ならではの奥ゆかしさも相まって、このような発言の数々から一見すると本当に全然食べられない職業なのではないか、という疑念をもたれてしまっているのかもしれません。

そこで僭越ながらわたくし、独立後1年以降を対象に貧司の定義を考えてみました。
1.年収(所得ではない)300万円以下
2.本業とは関係のない副業をしないとならない
3.焼肉は年1回程度格安チェーン店のみで我慢
4.仕事が全くない。3か月以上誰とも口をきいてない。

。。。とここまで書いて、思いました。これ当てはまる本職っています???

少なくとも、リアル知り合いの中では思い当たらない。SNS上では本当のところはわからないとはいえ、みんな充実して楽しく過ごしていそう。みんなすんごい仕事してたり、はたまた趣味にいそしんだり、おいしいもの食べたり、旅行したり。

子育てに追われていて業務量が格段に少ないと思われる私でも、ちょっとした外食や、子供が欲しいといったものにそれなりにお金は出せる状況ではあります。発泡酒ではなくてビールが飲める程度の幸せですし、今後の教育費を考えると目眩が止まりませんが、なんとか頑張ってお金貯めようと思えるくらいの最低限の収入は見込めています。

定義のレベルが低すぎるだろうというご指摘もあろうかと思います。年収1400万以下はゴミ!という人も当然いらっしゃるでしょう。ただ、これは個人的な感覚ですが、お金儲けだけに主眼を置いている先生って案外少ない気がします。社会的意義、誰かの助けになりたいという精神であったり、自分や家族の時間を大事にしたいというところであったり。勿論、お金儲けを第一に突っ走るのも良きかな。

人それぞれ、人生を楽しむための選択肢の一つとしては、頑張ったら頑張った甲斐がある、とても魅力的な資格です。まずは、やってみよう!


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