音楽で旅行(した気分)

自分で見ていてサムネイルに驚いた。

音楽に明るい方には今更知れたことだろうと思うけれど、私はgotchがウェブ上で紹介していたページを見て、初めて知った曲だ。

私はこの国に行ったことがない、ということを断った上で書く。

旅行した経験がある人は分かると思うけれど、
その土地や国、それぞれに風土というべきか空気感がある。
触れてみないと分かりにくいものだ。

この曲について、
動画の作りそのもので書けば、
不穏な低音の中、ハレルヤの様なものが歌われる一方で銃声が鳴り、チャイルディッシュ・ガンビーノは自己の存在を歌う。

自由な国とされるアメリカ。
引き換えに自己責任。その性質の為に日の当たらない場所では危険も近いようだ。

動画の中で、
ハレルヤが流れる箇所は一側面。
暴力的なシーンも一側面。
また、ハレルヤの様なものが清明なものとも限らない。

両極端な側面のチャンプル感と、どこか漂う即物的なジャンクのにおいはその国に住む人にとって、脅威と明るさが紙一重にある環境の表現なのかもしれない。

メディアやネット上で流れる権力者やタレントの言動、その振れ幅に違和感を持っている人は少なからずいるように思う。

私には、
刺激的な形容詞を使ってものを言う人、
また、元交際相手への評価に手の平を返した様な発言が見られる人、
曰く、『「最高」⇄「サイテー」』(時々「この世で最も」が頭に付く場合もある)。
彼(女)もまた、扇情的な人に映る。

身近なところにある、「ホントにホント」、「絶対に〜」といった『本気』のはずのそこには、安心や信頼感を見出しづらい。


『混沌』。
チャイルディッシュ・ガンビーノの描く『this is america』から、今のアメリカの空気感が1つ感じられた気がした。

それは『絶対に間違いない』もの?

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冒頭の方に書いたのみで説明は不要とは思いますが、この記事について書いた内容については、gotchとは関係がありません。

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