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withコロナにおけるオフィス出社 or テレワークどうする?をマインドマップで整理中です[オープン社内報]

こんにちは、梅本です。
5月の緊急事態宣言が解除されたら、会社に出社しないといけないの?
それともずっとテレワーク?と気になってる人も多いかと思います。

先週の経営会議はこれが議題にあがってきたので、検討しているのですが、なかなか難しい議題です。

そんなわけで、何に悩んでいるのか?どんな点が検討事項にあがっているのか?整理はじめたので思考の過程を社内向けにお伝えします。

オープン社内報です。

誰向けの記事か?

社内のスタッフ向けの記事です。

ただ、今後似たような悩みを持つ経営者やマネージャーがいると思います。その方向けの素材としてマインドマップを公開しますので、もしアイデアの一助になれば幸いです。

記事を書いた背景

5月8日の経営会議の議題に「緊急事態宣言解除後、どういう方針にするか」があがりました。

避けては通れない、かつ重要なテーマなので、整理し始めました。

結論

表題の with コロナ期の方針はまだ確定してません。
直近の数ヶ月は全員テレワークが続くと思います。(たぶん)

全員の意向をすべてキレイに反映させることは難しい。なので、WIP のアイデアを共有することで、「なんで、そう決めたのか?」を伝わりやすくできればと思います。

マインドマップメモ

とりあえず、こんな感じで整理していってます。
画像をクリックすると大きくなるので、どう整理するか迷ってるかたは参考にしてください。

Withコロナでテレワークのメリット・デメリットを経営視点で整理

整理中のメモ。

・コロナ前の働き方に100%もどることはない。
・が、いまの働き方がベストだとも考えていない。
・重視しているのは企業文化の醸成、生産性、成長
・観察、歴史の振り返り、未来の想像
・そのあと、会社のミッションを軸にどういう働き方にするかを決める。
・テレワーク = 効率化だけを追い求めると、長期目線で考慮した場合は悪手
・効率化の追求 = コモディティ化の促進と How の洗練化。
・そこをテーマにしている会社はそれでOK。
・ここで効率化、便利を追求すると高度経済成長期の日本企業と同じ。
・提供価値が知識の場合はオンラインがいい。
・それ以外で対面で価値が増幅するものもある。

マインドマップの説明動画もつけておいたので、スタッフの皆さんは見ておいてください。

会社の成長サイクルと合わせて確認する

グロースサイクル@2x

年始に社内メンバーに伝えた、成長サイクルです。
コロナ禍になっても、このフレームがなくなったわけではありません。

・会社の目的、目標が明確か?
・人が集まるか?育つか?
・ユーザーの価値あるサービスになるか?
・顧客ができるか?
・利益が出るか?

シンプルですが、これらの箱がつながるか?つながっていないなら、優先度を決めてそこを強化する、PJ化するながれで経営しております。

なので、今後の判断軸のひとつはオフィスの出社有無ではなく、どうすればこのサイクルがまわるか?線が太くなるか?が判断軸です。

テレワークになって困っているのは、この箱をつなぐ線が細くなったことです。

幸福の資本論

少し話が飛びますが、私の好きな本のひとつで橘玲さんが書いた「幸福の資本論」という本があります。

幸福を論じた本はアランやラッセルなどいくつかあるのですが、私としては橘さんのそれが今のところしっくり来ております。

ネタバレを避けつエッセンスを書くと幸福の条件は以下の3つ

・自由
・自己実現
・共同体 = 絆

項目に対して重み付けはあれど、この3つがあると人は幸福になれる。
そして、この条件には3つのインフラに紐付いているそうです。

自由:金融資産
自己実現:人的資本
共同体:社会資本

で、今回なぜこの部分を引用したかといえば、共同体があるからです。

“共同体”の部分、焦点を絞ると会社やはたらく環境がその一旦を担っていることは想像できるかと思います。

今回のコロナショックではこの共同体のインフラ部分が、成長サイクルでいう線の部分、ここが細くなったので悩ましいなと感じてます。

ということで、まとめ

コロナがどうなるかわかりませんが、今後、「好きな(密な)場所で好きな人と直接会える」はプレミアムな価値になりそうですね。

いままで直接会える、会えないの二極化で組織、制度設計してなかったので1週間ほど時間ください。

6月以降どうするか、これらを踏まえて決めていきます。

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