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人の寿命は120歳(創世記6−3)

混迷を極めるこの世紀も早くも23年の歴史が過ぎようとしている。最近の注射騒動のせいで、自分の天寿を全うするために、いかに健康に生きるかに関心を集中させている。
そして家族に迷惑を掛けない自分の「死に様」をどうするかが目下の課題だ。聖書によれば、人間は120歳を寿命とすると定められている。そうすると、ようやく折り返し地点に立ったということになる。しかし、今の身体はというと、昭和世代の父母が作ってくれた本物の和食を失って、不摂生な欧米スタイルの食生活、工業食品に含まれる多量の添加物などの摂取、遺伝子組み換え飼料で育った畜産食品や残留農薬に汚染された食品の摂取、誤った食や薬情報の流布などにより、とてもあと60年も健康に生きられないと思うこの頃だ。

厚労省が出している基準で、今までこの存在を知らなかった

おまけに、日本の政府はいつでも逃げられるように、注射の訳の分からない同意書へのサインを求めたり、食事摂取基準などは作成しているが、難解な内容の国民への周知は怠り、国民が健康食生活をしているようで、野菜のビタミンの過剰摂取により、かえって不健康になることを国民のせいにして、医者が儲かる仕組みを維持しているとしか思えないことをしている。

こうなると、積極的に学ばないと、健康で寿命を全うできない世の中になったと言える。学ぶということで100%言えることは、日本のテレビ、新聞を見て学ぶことでは無い。海外の一次情報を英文などで読み、良質な海外の著者(日本人含む)が書いた本を読むことだ。しかし、本にも偽情報が入っていたりするので、その本の良し悪しは、多読して自分の中に見識を持つ必要がある。そして、学んだことを、自分の身体で実験して、自分に合っているかどうか、一生涯の実験の積み重ねが健康長寿の成果となる。
いやはや、なんとも疲れる時代に生きている。

本の話しに戻ると、欧米の唯一と言ってもいい、素晴らしいことに、医薬系の研究者の基礎研究内容が厚いことだろう。予算が豊富で長期にわたり欧米で研究をしている医薬系や理学系の研究者の書いた本は、本当に納得が行くことが多い。ただ、日本人の身体に合うかどうかは自分で実験しないと分からないし、日本人でも人によりDNAや生活習慣が昭和の頃とは大きく異なるので、統計学的に外れている人もいて、実験結果はさまざまだろう。

それでも、特に、欧米の医者等が書いて評判がいい本は読んだ方がいいと思う。この本は、著者のチームや医療系の研究者のネットワークが30数年かけて導き出した成果の集大成と言える。
え、内容が知りたいって?医学書であり難解で、本文だけで485ページあるけど、今の自分を25歳の年齢の頃までの身体に健康的に若返らせたいなら、決心して読むしかないだろう。そうしたら、120歳の誕生日はいつだったか忘れるくらい、長く健康で生きられるらしい。もっともそんなに長く生きても、今の日本にはいいことはなさそうだが、少なくともボケて家族に迷惑は掛けたくない。でも、こんな医療と食品の批判を毎回書くのは、愚痴を通り越して、既にボケが始まっているのかも知れないと自省する毎日だ。(笑・了)

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