2拠点生活のススメ|第136回|スジがナイからスジナシ
世の中が騒いだところで、太陽が東に沈むわけでもなく、いつもと変わらぬ穏やかな夕暮れ。南南東の空にもうハッキリと月が浮かんでいるが、まだまだ明るさが残っている。ずいぶん日も長くなったものだ。
川西の家は静かすぎて、世の中の動きがすべて止まってしまったような錯覚さえ覚える。今ごろみんな何をしているんだろうな・・・
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このところ、youtubeに上がっている「スジナシ」という即興劇にハマっているせいか、今日のnoteは中身を決めず、思いつくままに風景描写から書き始めてみたが、即興で話を書き続けるというのは、私にはいささか無理があったようだ。
この「スジナシ」、舞台設定と衣装だけが決まっていて、あとは何の打合せも無しに用意スタートでいきなり即興劇が始まる。
最近見て面白かった回を2つリンクを張っておいた。
姜さんってあまり馴染みのない役者さんだったが、凄く引き込まれた。どこまでが自然なリアクションで、どこからがお芝居なのか、まったく分からないリアリティ。人名といい、店名といい、良くこんなの出てくるなと感心した。
一方、池谷さんは視聴者を次々と裏切る展開で、とても即興とは思えないお芝居。なんとも言えない落ち着きと風貌、独特のキャラクターで鶴瓶さんをどんどん追い詰めていく。この先、いったいどうなるの? それがスジナシの醍醐味。
いろんな構想を持って臨んでも、相手の一言ですべてが真っ白になる。そんな表情も垣間見えて、見ていてすごく楽しい。自分だったらなんて、簡単に思うけど、そうはいかないんだろうな。
このスジナシ、関西圏でもぜひ放送してほしいものだ。