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2拠点生活のススメ|第97回|「梅にウグイス」では無く、「梅にメジロ」が正解!?

今日は暖かいせいか、朝から庭にメジロがいっぱいやってきた。

黄緑色のカラダ、目の周りに描かれた白いリング、これってメジロですよね!?。実は、恥ずかしながら、ウグイスとメジロの区別がイマイチついていない。

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ちゃんと調べてみたら、見た目も生態も全然違うんですね。

ウグイスは頭から背中にかけてくすんだ茶色をしている。花札のウグイスやウグイス色のイメージで言うと鮮やかな黄緑色なので、勝手にメジロと同じような色だと思ってました。実際のウグイスは黄緑色ではなく、非常に地味な色なんですね。

反対にメジロは頭から背中にかけて黄緑色をしていて、陽の光に当たると非常に鮮やか。和菓子を連想させるので、美味しそうなんて思ってしまう。

写真をよく見ると、ウグイスには、メジロのような目の周りの白いアイリングは無く、目の上に眉毛のような白い線が入っているんですね。

メジロは、ルックスで勝負、ウグイスは、鳴き声で勝負という感じ?

梅にウグイスなんてことを良く言うが、実際は昆虫などを好んで食べるので花の蜜を吸いにくるようなことは無いらしい。さらに警戒心が非常に強く藪の中にいることが多いので、声は聞こえるけど姿をなかなか見せないものらしい。

一方、メジロは、ウグイスとは対照的に警戒心は薄く、花の蜜や果実などを好んで食べるので、エサとなる花や果実があれば人前にも普通に出てくるそうです。梅園など人が多い場所でもよく見られるとのこと。梅にウグイスではなく、実際は梅にメジロが正しいのかも知れない。

作られたイメージと実際の姿や生態の違いが、この2つの鳥の区別を混乱させていたんですね。ほんと、ややこしいわ。

けれど、ウグイスの鳴き声が聞こえ、メジロの姿を見かけるとなると、春も本番。

次は、いよいよ桜のお出ましだ!

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