2拠点生活のススメ|第157回|浜辺の植物
半月ぶりに徳島に帰ってきた。
川西の家にずっと引きこもっていたせいか、潮の香りがやけに懐かしく、波は無いのだけれど空に溶け込んだ海を見ているだけで、心が解放されていくのが分かった
浜辺にはブロッコリーのような見慣れない花がたくさん咲いている。不思議な佇まい。何だか気になって調べてみるとハマボウフウという植物だと分かった。
花だと思っていたブロッコリーのようなものは、どうやら実らしい。葉と茎を刺身のつまや天ぷらなどにして食べると美味しいとのこと。また漢方薬・民間療法薬として、カゼなどの発熱、頭痛、関節痛に用いられたこともあるそうだ。
この麦のような植物は、コウボウムギという植物。筆の材料としても使われていたようで、別名「フデクサ」とも呼ばれる。筆と言うことで、弘法大師の名前を取ったのかな。
普段はあまり目に入ってこないのに、こんなに植物が気になるなんて。ずっと閉じこもっていたせいで、何もかもが新鮮に見えるせいなんでしょうね。
やっぱり、徳島に来て良かったな、あとは波が出るのを待つばかりです。
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