2拠点生活のススメ｜第299回｜頼むから、隠れないで

このところ、やらなければならないことや考えないといけないことがいっぱいあって、この私がご飯を食べるの忘れてたみたいなことが起こっている。

こんなことは、なかなかないことで、脳の容量がいっぱいいっぱいになっているようだ。いろいろ作業をしていると、老眼鏡を掛けたり外したり、ちょこちょこと部屋の中を移動するので、すぐ老眼鏡が行方不明になる。

流し台の端っこで発見したり、散らかした紙類の下に埋もれていたり、探索に結構な時間を奪われてしまう。直前に何をしていたのかを一生懸命思い出して、手がかりを得ようとするのだが、情けないことにそれが思い出せないんだな。

順序立てて動いているわけではないし、あっ寝室の窓開けっ放しやとか、買い物してきた食材を冷蔵庫に入れてないわとか、衝動的にあちこちに行くので、余計に分からなくなってしまう、ほんと困った物だ。

最近はGPSタグが付いたキーホルダーとか便利な物があるそうで、スマホで鍵の位置が瞬時に分かるとか・・・。GPSタグの付いた老眼鏡って無いのかな。まあ分からなくなるのは老眼鏡だけじゃないので、そんなことをしているとタグだらけになって収拾が付かなくなるのかも（笑）。

老眼鏡に頼ってばかりいると、どんどん老眼が加速しているようで、眼鏡のあたる鼻の部分がカサカサになってきた。汗をかくせいなのか、擦れるからなのか、眼鏡歴の長い方は当たり前の話なのかも知れないが、まだまだカラダが眼鏡のことを異物扱いして、仲良くなることに抵抗しているのだろうか。

自分のカラダの一部のように使いこなせるようになったら、行方不明になるようなことは無くなるのかな。いやこれは一生の問題だなきっと。部屋ごとに老眼鏡を置いてるなんて人の話も聞くもんな。

頼むから、もう隠れたりしないで・・・（笑）。