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山の拠点へ向かう寄り道は薪の仕入れ

今日は町から山へ向かう一日。山と町の行き来はその時によって変わります。平均すると週のうち4日が山、3日が町という感じです。

山の拠点は、自宅から地道で片道2時間のところにあります。ここ2ヶ月ほどは道中で薪の仕入れをしています。仕入れといっても伐採した木を分けてもらっているわけですが。

仕入れ場所は山の拠点から離れています。郊外の畑が広がる場所。とあるご縁で知り合ったおっちゃんが「木がほしいんだったら取りにおいでよ」と声を掛けてくれたのが2年前。しばらく音信不通でしたが最近になってまたやりとりするようになりました。

山にいるのに何でわざわざ別の場所まで取りに行くの?不思議に思ったかもしれません。確かに拠点は山、木もいっぱいあります。自分の土地なら問題ありません。でもそれ以外は誰かの所有物なんですね。だからむやみやたらに切ったらだめなんです。こんな当たり前のことも二拠点をやり始めて知りました。

「屋敷林を切って適当なものが入ったけどよかった回収してねー」今日はこんなメールに誘われてきました。行ってみると手頃な太さの木が山になっていました。

そのままの長さでは車に乗らないので、チェーンソーでざっくりカット。あとは山に持ち帰って薪の長さに加工します。ひたすら木の積み下ろし。その後はずっとカット作業。あっという間に一日が終わってしまいます。

少し暖かだったので汗ばみました。山のお風呂でゆったり。お風呂自体は普通のものですが、水は山の湧き水です。やわらかい感じで肌がツルツル。ちょっとした温泉気分を味わえます。

「他にもいろいろやらないといけないことがあるけど、ま、いいか!」いつもこんな調子で風呂上がりにお酒の誘惑に負けてしまう夜。山で木を集めるなんて数年前は想像もできなかったことです。シンプルに生きよう。

夜





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