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4年間の思い出part2.

3月の終わりから4月の初めまで、
しばらく感傷的になっていました。

自分で退職を決意したのに、
心の整理が追いつかなくて。




そしてその時思ったことは、

この4年間、
たくさんの愛に包まれていたということ。



最後の挨拶をしてまわるとき、
涙がとめどなく溢れました。


職場を出て、車に乗り込んでからは声を出して
泣いてしまったほど。


まさか退職することが、
こんなにこんなに悲しいなんて思ってもなかった。
「もう二度と退職は経験したくない。」
と思いました。



勤めていたのは短い期間ですが、
就職から退職までを経験して
自分がすごく成長したように思います。



「大変お世話になりました。」
と心の底から思いました。


◇振り返り

思い返すと、本当にいろんなことがありました。


しんどいことも、苦しいことも、
もう無理だ。頑張れそうもない。と思うことも、
精神的に参ってしまいそうなことも。
もしかしたら、もう参っていたことだって
あったかもしれない。


上手くいかないことたくさんだし、
社会の厳しさを学びました。



でも、とりあえず毎日笑顔で挨拶すること、
元気に返事をすることだけは頑張っていました(笑)


人見知りを発動し、おちゃらけは封印。


学生時代からは想像できないくらいだったので、
友達が見ていたら驚いていたと思います(笑)


(1年…2年…と時が経つにつれて慣れていき
よく話す先輩もできてきて、
最後は開放的になりつつありましたが… :D)



涙もろい私が何を観ても感動しなかったり、
逆に悲しくもないのに涙が止まらなくなったり、
友達と遊びに出ても全くリフレッシュされなかったり。
毎日が憂鬱に感じていたこともありました。


これまで、そんな風にしんどいことがあったのに
退職を目前にしても、

「やったー!もう職場に行かなくていい!!」
「よし、これで終わりだ!!」

という気持ちには、全くなりませんでした。

日に日に寂しさが増すばかり。


おそらく、この職場には
思い入れが強かったからだと思います。

辛いことがあっても、頑張り続けた場所であり、
たくさん成長させてもらった場所。

そして、これまで支えてくれた
大好きな上司、同期がいる場所。


◇尊敬する上司

3年目の時、異動して来た上司が、
とてもとても素敵な方で、大好きだったし、
尊敬していました。

その方に変わってから、初めて”上司”という存在に、仕事での悩みや思いを打ち明けることができました。
たくさんたくさん話を聞いてもらい、
助けてもらいました。


そして、実は、、、

職場環境がしんどくてたまらず、
退職未遂をしたことがありました。笑


その時、「お茶しよう」と誘ってくださり、
そこでいろんなお話をしてくださりました。


一番印象的だったのは
「私には退職後の夢がある」
と将来の夢の話をしてくださったこと。


私よりこんなに経験もあって、
長く続けている大先輩が
今の仕事とは違う職に夢をもっているなんて、
しかも、それに向かって頑張っているなんて、
「かっこよすぎる!!こんな人になりたい!!」
とすごくすごく感銘を受けました。


4年目には、
そのまた上の上司が異動して来られ、
いつも優しく声をかけてくださって、
褒めてくださる方でした。
とても話しやすく、この方もまた、
大好きでした。

最後はこの素敵すぎる上司たちのもとで、
働かせてもらっていました。


今回の退職の話をしたとき、

直属の上司には

「先生が決めたことなら、私は尊重します。」

と背中を押してもらい、

「でも…先生のこと大好きだったのに~!」
と嬉しいお言葉までいただきました。


そのまた上の上司には

「職場はここでなくても保育士を続けてほしい。それくらい惜しい人材」
とありがたすぎるお言葉をいただきました。


最後の最後まで、
「やっぱりまだ続ける?先生が新しいことに向かって前を向いているのに私がこんなことを言ってはいけないんだけど、気が変わったらいつでも言って!」
と冗談交じりで引き留めてくださっていました。


本当に感謝…


◇嬉しかったこと

1年目~3年目までお世話になった上司。
とても厳しくて、怖くてたまらなかった存在…(笑)


私の退職を聞いたそうで、
定年退職されていたのに贈り物まで持って
会いにきてくれました。


「頑張るんだよ」と、厳しかった方からの
励ましのお言葉に、
我慢していた涙がこぼれました。
(泣いてばかり…笑)



「なんでもやってみたらいいよ!ここが全てではないからね!私も実はいろんな仕事してきたんだよ~」と経験豊富なパートの先生方からも応援してもらい、先輩、後輩からもたくさん声をかけてもらいました。



これまでのしんどかったことが
一気に吹っ飛んで、
人生の糧になっている。
と全てがポジティブに思えました。


苦しかったことも経験のひとつ!
あれがなかったら、
今の私はこんなに強くなかったかもしれない。
今はそう感じます。


◇心の支えの存在

辛かった時、
少し距離のある私の家まで、
よく来てくれていた、家族。
(泣いて電話したこともたくさんあった。)


話を聞こうとしてくれたり、
励ましてくれたりした、友達。



そして、同期たち。

みんな別の場所で働いていましたが、
同期の存在はとてもとても大きかったです。


同期は、ほとんどが年上で、
経験値のある人たちでした。


研修や飲み会のたびに
「最近はどう?」「大丈夫?」
と声をかけてくれたり、
「遊びに行こう!ストレス発散しよう!」
って誘ってくれたりしていました。


しんどくなったら「しんどい~」と言って
もう無理だ。と思った時は
「もう頑張れない」と弱音を吐き出せる存在。

しっかり話を聞いてくれて、
受けとめてもらっている感覚があったから
こんなに素直に言えていたんだと思います。


その優しさに甘えて、
負の感情をよくぶつけてしまっていたのに
嫌な顔ひとつせず話を聞いてくれていたこと
本当に本当にありがとうの思いでいっぱいです。


退職する日、仲の良かった尊敬している同期から
「はなむけの言葉」と言って、
大切にしている言葉をもらいました。

すごく沁みて、私も大好きな言葉になりました。


退職した日から、
それをモットーに頑張っています。

また同期に会った時には、
「はなむけの言葉」を大事にしていること、
そのおかげで新しい環境でも
挑戦できていることを、
胸を張って言えるように
今よりももっと成長した自分でありたい
と思っています。


◇まとめ

いろんな思い、書きたいことが溢れすぎていて
なんともまとまらない文章になってしまいましたが、総じて言いたいのは、
この4年間に起こった出来事、
出会った人たち全てに
感謝しているということ。


繰り返し言いますが、今の私があるのは、
これまでのことがあったから。


すごく大袈裟なようだけど、それくらい
私にとっては中身の詰まった4年間でした。


一生忘れたくないし、忘れない、
大切な思い出です。


この経験や、いろんな方からいただいた
愛あるお言葉を心に留め、
新しい環境でも頑張ります!!


チャレンジチャレンジ。


長いこと、ありがとうございました。

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