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Illustrator使い倒しテク

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もっと速く、もっとラクに、もっと楽しく、Illustratorを使うためのアレコレ。
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#フォント

風前の灯火… Type 1フォントが使えなくなります!

Illustrator 2022(26.5)がリリースされ、Type 1フォント(PostScript Type 1フォント)を使っているドキュメントを開くと「Type1 フォントは、 2023年1月以降サポートされません。」というアラートが表示されるようになっています。 InDesignでも同様のメッセージが出ていましたが、今回のIllustratorは本気。毎回出ますし、環境設定で消すことができません。 Type 1フォントの見分け方Illustratorの場合、[文

10分くらいでわかる2021年10月リリースのCC 2022の新機能・機能強化(Illustrator、Photoshop、InDesign、Adobe Fonts)

Adobe MAX 2021のタイミングでCC 2022がリリースされました。Illustrator、Photoshop、InDesign、Adobe Fontsについて「何が変わったのか」を10分で理解できるようにまとめてみました。 IllustratorIllustratorのバージョンは26になりました。 目玉は[3Dとマテリアル]効果 (互換性のため、従来の機能も「クラシック」として残っている) 「山路を登りながら」のサンプルテキストがデフォルトでOFFになりま

Adobe Fontsに「ヒグミン」フォントが登場

Adobe MAX 2021に先立ち、「ヒグミン」フォントがAdobe Fontsに仲間入りしています。とてもとても強烈なインパクトのある書体です。 にじみ/スムーズの2種類 かな、英数字のみ(漢字の字体はない) カラーフォントの字形を含む 「ヒグチユウコさんがデザインされた文字を西塚涼子さんがフォント化した」という理解で正しいのかな…  遡ること2018年からのプロジェクトのようです。 2019年のAdobe MAXで発表されて話題になっており、待望のリリースで

「イラレがよく落ちる😣」への処方箋

30-60分ごとに定期的にIllustratorを再起動 落ちる最大の理由がメモリ管理。メモリ解放機能がないIllustratorは作業履歴を延々と貯めていきます。そのため、30-60分ごとに定期的にIllustratorを再起動してクリアするのがオススメ。 「オススメ」というより「必須」レベルです。 ※OSの再起動ではなく、Illustratorの再起動です。 ついでに立ち上がって身体を動かしたり、遠くの景色を眺めたり、ちょっと休憩を入れましょう! でも、気づくと3時

「A1明朝がウェイト展開されますように…」という願い(への現実的な処方箋)

「何を打っても(=どんな文字を入力しても)いい感じになる」万能感あふれる〈A1明朝〉ですが、残念なのがウェイト展開がないこと。 「A1明朝がウェイト展開されたら…」という声を聞かない日はありません。 線に同じカラーに設定することで少しばかりの“太らせ”は可能ですが、画数の多い文字ではつぶれてしまい、厳しいです。 〈A1明朝〉にウェイトがなければ〈筑紫Aオールド明朝〉を使えばいいじゃない? フォントワークスLETSをお使いであれば、〈筑紫Aオールド明朝〉を使うという選択肢

増えてきた温かみのあるフォント(主に「にじみ」系)

インクのにじみ、角丸処理、交差部分の墨だまりなどを施した温かみのあるフォントが増えてきました。 「モリサワ/秀英」関連を時系列にまとめるとこんな感じ。“にじみ”系でぐいぐい来ています。 A1明朝定番中の定番。「君の名は。」のタイトルに使われたことで、さらに存在感が高まりました。 「A1明朝」は、モリサワ最初期から長く愛されているオールドスタイルの明朝体です。漢字のゆったりとしたカーブと、かなの優美な表情が生み出す独特の味わいが特徴です。デジタル書体化にあたって、画線の交

DTP Transitで2019年4月に公開した記事

4月は、出張が2回だけだったため、「課題のネタ帳」のストックをはじから消化していきました。Keyboard Maestro沼にどっぷりです。 オススメ記事 • レイヤーを整理する(サブレイヤーの統合) • Photoshopでのスクリーンショットの合成 • Keynote for MacのキーボードショートカットをIllustratorユーザー向けにカスタマイズする • ややこしい「源ノ角ゴシック」と「Noto Sans」のまとめ • Google スプレッドシート