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Photoshop使い倒しテク

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Photoshopを使う上でのテクニックなど
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#Photoshop

Adobe MAX 2023に出演します(鷹野 雅弘)

2023年11月16日に東京ビッグサイトで開催されるAdobe MAX Japan 2023に出演します。 キーノートで「いいこと聞いた」と思っても自分でやってみると、うまくできなかったり、実際のところ、あれは?これは?などの現場目線での使いこなし情報をお届けします。 13:10-14:00、4F(南4ホール)の「Stage A」の会場です(キャパ:1,200名)。Adobe MAXに参加される方は、ぜひ、足を運んでくださいますと嬉しいです! 終わりました!!!会場/配

アドビのジェネレーティブAI関連まとめ(2023年6月)

アドビのジェネレーティブAI関連についてのまとめです。 3月:Fireflyを発表 5月:Photoshop 24.7(ベータ版)に〈ジェネレーティブ塗りつぶし〉を実装、その後〈生成塗りつぶし〉に名称変更 6月:Illustrator 27.6.1(英語版のみ)に〈Generative Recolor〉を搭載 6月:Adobe Expressに〈テキストで画像生成〉、〈テキスト効果〉を搭載 Fireflyは現在、ウェブベースでの利用になっています。 次のようなツー

Photoshopでクイック書き出し後、書き出したファイルを選択する

Photoshopの「クイック書き出し」のワークフローの最適化について。 なるべく手間をかけたくない 書き出し後に、そのファイルをすぐに使いたい 書き出し先の変更Photoshopでクイック書き出しを実行すると、その度に書き出し先を聞かれます。 環境設定の[書き出し]カテゴリで[現在のドキュメントと同じ階層のアセットフォルダーにファイルを書き出し]オプションを選択すると、開いているファイルと同じ階層に「ファイル名-assets」というフォルダーが作成され、その中に書き

Morning Sprite #13(20211115)

DTP Transitとホームランオフィスによるオンライン朝礼「Morning Sprite #12」を11月15日[月] 10:00からライブ配信しました。 YouTubeの方では、チャプターを用意しています。 ロックオン柳田さん(ホームランオフィス)の事例紹介 Illustrator 2022関連こちらの記事の内容をデモを通して振り返りました。 前面へペーストを使わない複製方法クリップボードを介すコピー&ペーストは、Illustratorが落ちる元。 同じ場所に

10分くらいでわかる2021年10月リリースのCC 2022の新機能・機能強化(Illustrator、Photoshop、InDesign、Adobe Fonts)

Adobe MAX 2021のタイミングでCC 2022がリリースされました。Illustrator、Photoshop、InDesign、Adobe Fontsについて「何が変わったのか」を10分で理解できるようにまとめてみました。 IllustratorIllustratorのバージョンは26になりました。 目玉は[3Dとマテリアル]効果 (互換性のため、従来の機能も「クラシック」として残っている) 「山路を登りながら」のサンプルテキストがデフォルトでOFFになりま

Photoshopのアクションをスクリプトを使って読み込む

Creative Cloud 2022のリリースに伴い、テスト環境としても環境構築を行うタイミングです。 Photoshopでは、仕込んであるアクションを読み込むのがスタート。[アクション]パネルから読み込んでもいいのですが、バックアップしているファイルを指定するのが面倒… また、アクションを複数セット(ファイル)に分けて管理している場合には尚更です。 そこで、Keyboard Maestroを使い、JavaScriptを使って行っています。 ※なお、「.atn」はアク

¥100

色選び、配色に利用したいHSB

先日、すぴか式 『分かりやすいデザイン!』のおはなしというオンラインセミナーに参加しました。その中で講師のすぴかあやか(角田綾佳)さんのHSBについての説明「水彩絵の具に例えると…」がわりやすく、ストンと落ちました。  • H(Hue 色相):どの色のチューブを選ぶか  • S(Saturation 彩度):水を足していくと薄くなる  • B(Brightness 明度):黒を足していくと暗くなる 知らない方はいないと思うのですが、すぴかあやか(角田綾佳)さん。 Pho

Illustratorはもちろん、PhotoshopやInDesignでもグラフを作成できる「FF Chartwell」フォント

FF Chartwellというフォントを使うと、OpenTypeフォントのオプションでグラフ化できます。要は合字の発展系ですね。 ユニークなのは、末尾に「+f」「+G」のように付けると、ドーナツグラフの穴部分の大きさを調整できること。 Illustratorなら標準のグラフ機能を使えばよいのですが、InDesignやPhotoshopで使い道がありそう。 円グラフのほか、棒グラフやレーダーチャートにも対応。 開発秘話アニュアルレポート(年次報告書)でむっちゃグラフを作

Morning Sprite #4(20210726)

YouTubeの方ではチャプターを打っています。 近況など パネルの位置Photoshopの[レイヤー]パネルを左側に置く人が増えています。 パネルをもっと表示したい場合、ディスプレイを広げるという選択肢も。

ほんの数秒でできて効果が高い[シャドウ・ハイライト](Photoshop)

トーンカーブは補正したい領域を指定する必要がありますが、Photoshopの[シャドウ・ハイライト]は手軽にパラメーターを調整するだけ。 ・シャドウ:暗いところを明るく ・ハイライト:明るいところを暗く スマートフィルター スマートオブジェクトに変換してから適用し、〈スマートフィルター〉扱いするのがオススメ。  • 後からON/OFFできる  • 後から値を再調整できる フィルターじゃないのに…と思いますけれど、スマートオブジェクトに対して色調補正を行うと、〈スマート

テクニカルサポートを受ける方への処方箋

次のような相談を受けました。 よい機会なので「テクニカルサポートの受け方」について、まとめてみます。私だけでなく、ユーザーコミュニティ、Twitter、アドビのサポートなど、どんな対象であれ同様です。 また、きちんと伝える過程で問題を整理していくと、その過程で自己解決できることもありますので、一度、読んでみてください。 テクニカルサポート=原因の特定 テクニカルサポートとは「原因を特定」すること。 原因を特定するためには「比較テスト」を行い、どこに問題があるのかを特定し

Photoshopでシワのよった衣服に絵柄を合わせる

次の手順で行います。 ① 置き換え用のPSDを作成(グレースケール、コントラスト強め、ぼかし) ② 配置したアートワークの描画モードを「乗算」に ③[フィルター]メニューの[変形] → [置き換え]、置き換え用のPSDを指定 ⑤ 色味を調整 図解版。 置き換えマップの作成[イメージ]メニューの[モード] → [グレースケール]にて変更しなくても、色相・彩度、チャンネルミキサーなどの調整レイヤーにてグレーに見えればOKです。 仕上げ動画では調整レイヤーの「自然な彩度」を

「コンじる」を代表とするPhotoshopの便利機能

「コンじる」=「コンテンツに応じる」、選択範囲の作成に関しての便利機能、地道に進化しています。昨年、出演したAdobe MAX 2020での講演にて、これをギュッと26分にまとめています。 「コンじる」に絞った実装ヒストリー。それぞれ使いどころやコツがありますので上記のムービーで、ぜひチェックしてみてください! 補足や裏話などを、DTP Transitにまとめています。 背景の削除実は、倍以上のアウトテイクがあるのですが、その一部です。 オマケ特設サイトでは、なんとキ

オンライン朝礼「Morning Sprite」はじめました

ロックオン柳田さんと話していて、「朝礼」というキーワードが出てきました。 で、これをオンラインにてウイークリーくらいにてやってみようと思い立ちまして第一回目を6月28日に放映しました。 YouTubeにアーカイブを残していますので、よかったらご覧になってください。 補足:Photoshop関連Photoshop関連では、LightroomプリセットとLUTが熱いです。 2021年6月のアップデートで「プレミアムプリセット」と呼ばれる編集プリセット(定義済み編集設定)の