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Photoshop使い倒しテク

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Photoshopを使う上でのテクニックなど
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Adobe MAX 2023に出演します(鷹野 雅弘)

2023年11月16日に東京ビッグサイトで開催されるAdobe MAX Japan 2023に出演します。 キーノートで「いいこと聞いた」と思っても自分でやってみると、うまくできなかったり、実際のところ、あれは?これは?などの現場目線での使いこなし情報をお届けします。 13:10-14:00、4F(南4ホール)の「Stage A」の会場です(キャパ:1,200名)。Adobe MAXに参加される方は、ぜひ、足を運んでくださいますと嬉しいです! 終わりました!!!会場/配

macOS Sonoma(14)関連情報

macOSとCreative Cloudのリリース時期、せめて数ヶ月でもずらしてもらえるとよいですよね… 【解決】「IllustratorやPhotoshopでツールバーがクリックできない」問題アプリケーションフレームをOFFにしていると「IllustratorやPhotoshopでツールバーがクリックできない」問題が生じていましたが、11月7日リリースの14.1.1で解決されています。 入力切り替えのインジケーター:非表示にできるmacOS Sonoma(14)では入力

キーボードショートカットを“秘伝のタレ”として育てていく(Illustrator、Photoshop)

キーボードショートカットをカスタマイズしても、バージョンアップや再インストールで設定がクリアされてしまうと心が折れます。 “秘伝のタレ”として育てていくために、キーボードショートカットの設定ファイルをクラウド管理していきましょう。 キーボードショートカットの原本をクラウドに置くキーボードショートカットの原本を、DropboxやCreative Cloud Fliesなどのクラウドに置き、それをIllustratorに認識させると、次のようなメリットを得られます。 常にク

Illustrator 2020-2023、新機能・機能強化一覧表

ざっくり把握しておきたい人向けの新機能・機能強化一覧表、27.6.1を含めて、ちょっとアップデートしました。 ダウンロードPDF版

アドビのジェネレーティブAI関連まとめ(2023年6月)

アドビのジェネレーティブAI関連についてのまとめです。 3月:Fireflyを発表 5月:Photoshop 24.7(ベータ版)に〈ジェネレーティブ塗りつぶし〉を実装、その後〈生成塗りつぶし〉に名称変更 6月:Illustrator 27.6.1(英語版のみ)に〈Generative Recolor〉を搭載 6月:Adobe Expressに〈テキストで画像生成〉、〈テキスト効果〉を搭載 Fireflyは現在、ウェブベースでの利用になっています。 次のようなツー

Photoshopでクイック書き出し後、書き出したファイルを選択する

Photoshopの「クイック書き出し」のワークフローの最適化について。 なるべく手間をかけたくない 書き出し後に、そのファイルをすぐに使いたい 書き出し先の変更Photoshopでクイック書き出しを実行すると、その度に書き出し先を聞かれます。 環境設定の[書き出し]カテゴリで[現在のドキュメントと同じ階層のアセットフォルダーにファイルを書き出し]オプションを選択すると、開いているファイルと同じ階層に「ファイル名-assets」というフォルダーが作成され、その中に書き

IllustratorやPhotoshopでオブジェクト数をカウントする

10個くらいまでなら、ディスプレイを見ながら数えればいいのですが、数が多くなると大変です。 Illustratorでオブジェクトを数えたり、Photoshopで対象をカウントする方法についてまとめてみました。 Illustratorシンプルなパスの場合には[ドキュメント情報]パネルを開き、「オブジェクト」「選択内容のみ」にチェックを付けます。 グループ化されているオブジェクトは[ドキュメント情報]パネルではカウントされません。 JavaScriptを使えば、1行で可能

Illustrator、Photoshopなどに搭載されているPantoneライブラリの廃止について

Illustrator 2022/2023をお使いの方は、次のようなアラートを頻繁に目にしているでしょう。 数年前から予告はされていましたが、Illustrator、Photoshop、InDesignにあらかじめ搭載されているPantoneカラーライブラリが段階的に廃止されるというものです。 現状(2022年11月現在)2022年11月3日現在、Illustratorには、次のPantoneカラーライブラリのみが表示されています。 PANTONE+ CMYK Coat

Keyboard Maestroの「Click at Found Image」で座標をズバリ指定するテク

Keyboard Maestroの「Click at Found Image」は、画面やウインドウでビットマップとして一致する箇所を探してクリックするアクションです。 画像の「ここ」を指定する場合、その値の指定が面倒です。 これまで「このくらいかな?」を繰り返して調整していましたが、一発で指定する方法について考えました。 Photoshopのガイドレイアウト [表示]メニューの[ガイド] → [新規ガイドレイアウト]をクリックし、列・行を「2」、間隔を「0」(または空

macOS Ventura(13)では「Photoshopのドロップレットが壊れている」とされることへの対応

macOS Ventura(13)がリリースされました。 Ventura(ベンチューラ)は、チューのところにアクセントがあります。 アドビもアップルも毎年メジャーアップデートしなくても…と思うのが本音ですが、この季節がやってきました。 年々、セキュリティ関連の締め付けが強くなっているmacOSですが、macOS Ventura(13)では、PhotoshopやABFRなどのドロップレットを利用しようとすると、次のようなアラートが出ます。 「もう、使えないのか…」とあせり

MAXリリースがやってきます! 環境設定の見直しを!!

現在のCreative Cloudは「直近の2バージョンまでインストールできる」ということになっています。 おそらくCC 2023と呼ばれるであろうMAXリリース以降、CC 2021がインストールできなくなります。 それはそれとして「インストールできるのは直近の2バージョンまで」ですが、温存することは可能です。 ただし、ここに罠があります。 新しいバージョンをインストールすると、古いバージョンは削除されるのがデフォルト [以前のバージョンを削除]オプションをOFFに

Photoshopでのスクショの合成あれこれ

仕事柄、背景を透過した状態で、次のようなスクショを用意する機会が多いのですが合成する必要があります。 そこで、個別に画像をスクショし、これを合成します。 描画モード:差の絶対値透過でないスクショを見本にレイヤーを重ねます。 「描画モード:差の絶対値」にし、「ピタっ!!」と合うところまで矢印キーで移動します。 レイヤーの不透明度を落とす笹川さんからコメントいただきました。 そうなんですよね! 「描画モード:差の絶対値」の「ピタっ!!」っと合う感覚が小さな達成感としてス

macOS環境での「スクショ」のドロップシャドウの処理

macOS環境でウィンドウを「⌘ + shift + 4キーからのスペースバーからのクリック」でスクリーンショット(以下「スクショ」)を撮影すると、次のように「これでもか!」というほどのドロップシャドウがつきます。 「⌘ + shift + 4キーからのスペースバーからのクリック」時にoptionキーを加えるとドロップシャドウを無効にできますが、これはこれで極端です。 noteやブログ、その他の執筆時には、次のように“いい感じ”になるように処理しています。 その方法を解

AcrobatでPDFを画像化する

Acrobatで開いたPDFを画像化したいことがあります。 [ファイル]メニューの[書き出し形式] → [画像] からファイル形式を選ぶだけだとと思いますが… 書き出した画像はガビガビしてしまいます。 書き出し設定をどう変更しても、ほぼ影響がありません。 スナップショットツール「じゃ、どうするか?」というと、Acrobatの[スナップショット]ツールを使います。 書き出したい領域をドラッグすると、その領域がクリップボードに入りますので、Photoshopなどのアプリ