Daisuke Taniwaki

トレンドマイクロ台湾、食べログUS子会社やKaizen Platformにてフルスタッ…

Daisuke Taniwaki

トレンドマイクロ台湾、食べログUS子会社やKaizen Platformにてフルスタックでサービスを開発、Preferred NetworksにてKubernetesを用いたGPUクラスタのスケジューラや材料探索SaaS開発、現在はJMDCにてグループ全体の技術支援を担当。

最近の記事

LambdaでECSタスクを実行するTerraformモジュールを作ってみました。

最近、DBマイグレーションを含むデプロイで脱StepFunctionsしてLambdaでECSタスクを実行するTerraformモジュールを作って公開したので紹介します。 AWSのCodePipelineを使ったよくあるデプロイで、ECRへのImage Pushをトリガーにして、DBマイグレーションの後にAppをデプロイするという流れがあります。 これに対して、よくある構成として、以下のようにDBマイグレーションをLambdaで行うという方法があります。 しかし、これだと

    • ローコードで業務アプリケーションを構築できる「Retool」オンプレ版をTerraformで構築してみました!

      ユビーを退職しまして、6月より株式会社JMDCに入りフルスタックで開発やってます。 転職の理由はまた別の時に書こうと思いますが、今回はRetoolオンプレ版の環境構築をしてみたので紹介します。 ローコードでWebベースの業務アプリケーションを構築できるRetoolが便利!ということで、株式会社クエストさんのRetool導入のお手伝いをしました。 Retool SaaS版を使うために本番DBをインターネットに公開するのは流石に怖いということで、Retoolのオンプレ版(ベー

      • 開発環境のリソース無駄使いを防止しました!

        ユビーではdev-nと呼ばれるユビーのサービスを構成する全マイクロサービスを開発者ごとのKubernetes環境にデプロイして、検証ができる仕組みがあります。 GKEのAutopilotを利用しているため、Podが必要とするリソースが足りなくなると新しくNodeが追加されるため、開発者側はリソースの制限を気にすることなく利用することができます。 これは非常に良い仕組みなのですが、開発者やマイクロサービスが多くなってくると、Podを動かすNodeの数も比例して増えていきます

        • ユビーのデプロイの改善

          以前、Kubernetes Meetup Tokyo #45で紹介させていただいたユビーのデプロイの仕組みを改善したのでご紹介します。 ユビーのデプロイではコアコンポーネントとして@sakajunquality謹製のflowというツールを使っています。 仕組みは以下の図のようになっていて、特定のGitHubリポジトリのDockerイメージがビルドされてContainer Registryにpushされた際に、そのイベントを受けてPub/Subがflowにリクエストを送りま

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          昼夜で稼働台数を調整できるCronHPA Operatorを作りました!

          CronHPAという昼夜のような時間帯で稼働台数やメトリクスを調整できるKubernetes Operatorを作ったので紹介します。 私が働いているUbie株式会社ではtoC向けの受診相談サービスをKubernetesで運用して提供しています。 toC向けのサービスを運用する場合、負荷に合わせてオートスケールする仕組みを入れるのが一般的でKubernetesではHPAというリソースがその役割を担っています。 以下のようなYAMLの記述で最低稼働Pod数4、最大稼働数1

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          AI開発企業からUbie株式会社へ転職しました!

          Ubie株式会社に8/1にSREとして入社しましたdtaniwakiこと谷脇大輔です。 まずは自身について簡単に自己紹介させてください。 興味のある技術はKubernetes、OpenTelemetry、Prometheusなど。 プログラミング言語はPython、Go、JavaScriptなどを書きます。 細々とですが、Argo projectのメンテナとしても活動しています。 趣味はラグビー、ダイビング、旅行です。 よくハンマーヘッドシャークの群れを見に神子元島に潜りに

          AI開発企業からUbie株式会社へ転職しました!