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トークンエコノミーが身近だった話

NFTを使って、起業を目指す若者の学習アウトプットログ。
今回は、自分たちが事業をすすめるにあたって恩恵を受けるであろうトークンエコノミーの基本について調べてみた。(参考にさせていただいた記事はこちら

トークンエコノミーとは

トークンエコノミーを一言でいうと、”デジタ通貨による新しい経済圏”だそうだ。ちなみに大臣官房 Web3.0政策推進室では、「トークン経済」と呼ばれていた。

今回、トークンエコノミーをトピックにした理由は、この大臣官房 Web3.0政策推進室の発表資料にて、最初の方に扱われていたためである。

同じサービスや商品に価値を感じた人たちで形成されるコミュニティのため、ファンビジネスと相性が良さそうだという印象を抱いたがまさにその通りであった。

ちなみに、ブロックチェーンゲーム内トークンなどではバブルを短期的に生成し崩壊するプロセスを繰り返され、現状は、持続可能性に大きな課題があるそうだ。確かに生まれやすく、解散しやすそう。(ノリで生まれたコミュニティとかの持続性が難しいのと同じなのか、、、?

なぜ注目を浴びている?

トークンエコノミーという言葉が、官民問わずに出回っている理由は、ブロックチェーン技術の浸透にあるだろう。ブロックチェーンの技術が可能にしたことは、信頼性や安全性の向上、個人間取引である。

これまでは、自治体が発行した商品券などでしか、特定のコミュニティで使える通貨の発行が困難であったが、ブロックチェーン技術が浸透したことによってこれがデジタルで可能となったのだ。

トークンエコノミーの事例

LINKによるサービス決済
LINFが提供するサービスで決済として利用できるのはもちろんのこと、
LINEのエコノミーの中でサービスの貢献をすることでインセンティブとして暗号資産が獲得でき、さらに暗号資産を個人間で売買できるという、トークンエコノミーの模範生のような特徴をもっている

Socios.comによるファンコミュニティ
スポーツクラブのファントークンを獲得できるプラットフォーム。こちらは、ファンを上手く活用した経済圏を構築している。ファントークンを所有することで、特定のイベントへ参加することができたり、試合観戦が可能である。

ALIS
ソーシャルメディアであり、ブログ機能をメインに展開しているプラットフォーム。大きな特徴としては、ブログ記事の執筆者や読者に対して独自通貨「ALISトークン」を発行している点が挙げられる。

シンクロライフ
ユーザーが飲食店に対するレビューを投稿できる「グルメSNS」
ALISと形態は似ているが、ビットコインやイーサリアムなど、仮想通貨の形でトークンを受け取ることも可能というところが、ユーザーとしてはありがたいなという印象だ。

最後に

ブロックチェーン技術の浸透によって、これまでやりたかったけどできなかたことが可能となったため、アイディアに驚くことはあまりなかった。様々な事例が今後出てくると思うが、やはりWeb3.0政策推進室の資料に記載があったように、持続性への課題があるように感じるため、持続的なコミュニティの事例や、成功要因を注意深く見ていきたい。

最近、NFTビジネスでいくつか成功している人と話したときに、コミュニティマネジャーのスキルが重要で、人数が不足しているということを聞いた。今回、現状を理解したことでその重要性がより理解できた気がする。


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